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昭和の台所 [金沢 観る・遊ぶ]

‎金沢くらしの博物館で企画展「昭和の台所」を観てきました。

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戦前から戦後にかけての昭和の台所の移り変わりが紹介されている展示、どれを見ても、「あった、あった」と懐かしさとともに当時の家庭の記憶が蘇ります。

食卓風景
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ちゃぶ台(使わない時は折りたためる)、箱膳(箱の中に一人分の食器を収納できる)

布団(使わない時はたたんで押し入れに収納)も含め、日本の生活様式は「収納の文化」かもしれません。
狭いスペースを多目的、効率的に使うための工夫ですね。

台所用品
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昔の家電って花柄が多かったよね

アルマイトの弁当箱、私も使ってました。
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企画展示室以外は「戦前のくらし」「戦後のくらし」を紹介する部屋もあります。

たしかに、居間や台所、こんな雰囲気だったよね~
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夏休みに従妹たちが泊まりに来たとき一緒に蚊帳に入って寝たなぁ。
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私もモンチッチ、だっこちゃんの人形持っていた。
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昔と今の金沢の町(駅、繁華街など)の比較写真の展示もあったり。
小学生の息子を連れた母親が、「金沢に昔、ヘルスセンターっていう娯楽施設あってんよ。動物園もあって白い蛇もおってんよ」と説明しているのを横で聞いていた私も思わず「そうでしたね~」と相槌を打ってしまいました(笑)

廊下も懐かしさを演出。
子どもの着物 20190816 昭和の台所10.jpg
20190816 昭和の台所11.jpg 花嫁のれん

「学校時代」の部屋では、尋常中学校(金沢二中・紫錦台中)の教室も再現されています。
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2階の特別室では、金沢市が所蔵する国・市指定民俗文化財を紹介。

赤と黒の艶やかな漆器、美しい。
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博物館の建物は、明治32年(1899)に石川県第二中学校(後に金沢二中)の校舎として建てられた洋風木造建築の校舎を再利用。

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前には辰巳用水が流れています。
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住所は飛梅町 20190816 昭和の台所14.jpg

入口そばに立っていた、これは何でしょうね?
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左右二つの尖塔と、塔に見立てた中央の屋根を加えた「三尖塔校舎」
  20190816 昭和の台所15.jpg 設計者・山口孝吉

階段の親柱には、古代ギリシャ・ローマ建築様式から伝わる「フルーティング」と呼ばれるデザインの四本の縦溝が彫られています。
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玄関周辺や階段の手すりには透かし彫りなどが施され、入り組んだ屋根、玄関の車寄せ、上げ下げ窓、胴蛇腹、ランプ吊りなど、明治時代の西洋風木造学校建築を今に残した貴重な建物。

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