前田家伝来 夏衣裳と調度展 [金沢 観る・遊ぶ]
成巽閣で毎年恒例の企画展「前田家伝来 夏衣裳と調度展」を観てきました。
成巽閣(せいそんかく)に数多く伝えらた前田家の奥方衣裳。
将軍家、紀州、尾張徳川家、鍋島家や公家の姫君が所持された単衣、麻を素材とした帷子(かたびら)・帯などが展示されています。
(中は写真撮影不可)
成巽閣(旧巽御殿)は、文久3年(1863年)、前田家十三代齊泰(なりやす)が母君にあたる十二代奥方・眞龍院(鷹司隆子)のために造営した奥方御殿。
細やかな心配りに満ちた優しく雅な空間を造り上げました。
障子の腰板には、蕨・土筆・蒲公英・水仙・万年青・菫・蝶・亀など、愛らしい絵が描かれ、お休息の間(松の間)の書院商事の腰板には、小鳥の絵が描かれたオランダ渡来のギヤマンがはめ込まれるなど、さまざまな意匠がこらされています。
「謁見の間」の極彩色の欄間や「群青の間」の鮮やかな色壁、「網代の間」の天井など、一つひとつの部屋にみどころがあります。
万年青の縁庭園
つくしの縁庭園
きれいな色の鳥が鳴き声を聴かせていました。
杮葺(こけらぶき)の屋根。前田家の梅鉢紋も見えます。
久しぶりに成巽閣の中に入りましたが、壁が剥がれているところがあったり老朽化が気になりました。早く修復されることを願っています。
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成巽閣(せいそんかく)に数多く伝えらた前田家の奥方衣裳。
将軍家、紀州、尾張徳川家、鍋島家や公家の姫君が所持された単衣、麻を素材とした帷子(かたびら)・帯などが展示されています。
(中は写真撮影不可)
成巽閣(旧巽御殿)は、文久3年(1863年)、前田家十三代齊泰(なりやす)が母君にあたる十二代奥方・眞龍院(鷹司隆子)のために造営した奥方御殿。
細やかな心配りに満ちた優しく雅な空間を造り上げました。
障子の腰板には、蕨・土筆・蒲公英・水仙・万年青・菫・蝶・亀など、愛らしい絵が描かれ、お休息の間(松の間)の書院商事の腰板には、小鳥の絵が描かれたオランダ渡来のギヤマンがはめ込まれるなど、さまざまな意匠がこらされています。
「謁見の間」の極彩色の欄間や「群青の間」の鮮やかな色壁、「網代の間」の天井など、一つひとつの部屋にみどころがあります。
万年青の縁庭園
つくしの縁庭園
きれいな色の鳥が鳴き声を聴かせていました。
杮葺(こけらぶき)の屋根。前田家の梅鉢紋も見えます。
久しぶりに成巽閣の中に入りましたが、壁が剥がれているところがあったり老朽化が気になりました。早く修復されることを願っています。
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