2019年度 金沢市市民大学講座 第1回「老いる力」 [トークショー・講演会]
今日から始まった金沢市の市民大学講座(金沢市生涯学習課・金沢市教育委員会主催)のテーマは「人生100年時代の学び ~人づくり 地域づくり 夢づくり~」
第1回の講師は、政治学者の姜尚中(かんさんじゅん)氏。
演題は「老いる力」
【聴講メモ】
●老いる=衰えること
誰かに迷惑をかけることになるが、それを受け入れてもらえる"甘え"てもいい関係になる
つまり、お互いさま(相互扶助、支え合い)の関係性になる
これが「社会」であり、支えるのは市民
●「迷惑をかける」に対して「自立する」という概念がある
甘えられる(雰囲気、空気がある)から自立できる・・・心に余白(余裕)が必要
⇒「老いの力」のひとつの源泉ではないか
●現代は「不確実性の時代」=正解がない、予測不可能
⇒咄嗟の時に人間の「地の力(人間力)」が出る
不確実だと不安になる。未来を予測しようとするがわからないから不安になる。
⇒現在を一生懸命に生きるしかない
●今一番大切なもの=貨幣で計算できない「社交性」(お互いさまの人間関係)
地域にある社会性を次世代につなげることが必要
そのためにも、地域にも余白・余裕が必要なのではないか
※参考図書
土居健郎『甘えの構造』
中根千枝『タテ社会の人間関係』
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演題は「老いる力」
【聴講メモ】
●老いる=衰えること
誰かに迷惑をかけることになるが、それを受け入れてもらえる"甘え"てもいい関係になる
つまり、お互いさま(相互扶助、支え合い)の関係性になる
これが「社会」であり、支えるのは市民
●「迷惑をかける」に対して「自立する」という概念がある
甘えられる(雰囲気、空気がある)から自立できる・・・心に余白(余裕)が必要
⇒「老いの力」のひとつの源泉ではないか
●現代は「不確実性の時代」=正解がない、予測不可能
⇒咄嗟の時に人間の「地の力(人間力)」が出る
不確実だと不安になる。未来を予測しようとするがわからないから不安になる。
⇒現在を一生懸命に生きるしかない
●今一番大切なもの=貨幣で計算できない「社交性」(お互いさまの人間関係)
地域にある社会性を次世代につなげることが必要
そのためにも、地域にも余白・余裕が必要なのではないか
※参考図書
土居健郎『甘えの構造』
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タグ:生涯学習
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