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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく [アート&デザイン]

東京都現代美術館(MOT)で企画展「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 を観てきました。

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会場に入ると一面にミナ ペルホネンの布がパッチワークされた壁のように視界に広がっています。

 ※ミナ ペルホネンmina perhonen:デザイナー皆川明(1967~)が設立したブランド。
                フィンランド語でミナは「私」、ペルホネンは「蝶」

ミナ ペルホネンのものづくりの営みを自然界に例えて各章の名称となっている会場構成。
●実 tambourine
 ミナ ペルホネンを代表する刺繍柄のタンバリン。25個の不揃いの小さなドットが描く円

●森 pieces of clothes 洋服の森

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流行にとらわれないモノづくり。
一つひとつの生地のデザインから始まり洋服に仕立てるのも特徴。
設立当初から2020年春夏コレクションまでの約25年分の服、400着以上。
年代をミックスして展示されていますが、まったく古臭さを感じさせないデザイン。

  繊細な手仕事、技術が光っています
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  壮観! どの服も好き。そして、どの服も似合いそうな気がする私(笑)
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●風 life and design ミナ ペルホネンの服を着ている人の「日常」の映像
●芽 designs for textiles 生地のためのデザイン画

●種 idea and study ファッションからスタートした活動はインテリアや食器など生活全般へ
 皆川明とミナ ペルホネンのものづくりの哲学やアイデアを試みを通して紹介。

  アイデアのメモ、スケッチなど
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       材料を無駄にしない。服の製作で残った布を使って小物をつくる
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  「shell house」
  皆川明が将来の夢として構想している「簡素で心地よい宿」のプロトタイプ
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●根 dwawings 挿画
 皆川の個人の活動としての挿画。テキスタイルデザインの図案とは異なるタッチの絵。

●土 memory of clothes
 個人が所有している愛豊品の服15点を、エピソードとともに展示。

●空 25 years
 皆川明が「せめて100年つづくブランド」という想いで始めた活動。2020年で25周年。
 彼がこの展覧会にこめた思いを語るインタビュー映像。

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優しい気持ちになれそうなデザインの服たち、モノたち。

【同時開催】
●MOTコレクション第3期「いまーかつて 複数のパースペクティブ」
 (2019年11月16日~2020年2月16日)
 2019年3月にリニューアル・オープンした東京都現代美術館が、休館の間に新たに収蔵した作品を中心に紹介。

  オノ・ヨーコ「インストラクション・ペインティング」
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 ※インストラクション・ペインティングとは、
  アーティストの文章によるインストラクションを鑑賞者が想像したり、行動することで
  完成する表現。
  オノ・ヨーコは当初、文章でインストラクションを構成していたが、近年は単語による
  「ワード・ピース」を作成している。

●「東京2020 公式アートポスター展」(2020年1月7日~2020年2月16日)
 
  画家、山口晃「馬からやヲ射る」
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【おまけ】
中庭での自撮り 20200125 都現代美術館4.jpg


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