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人間国宝 十四代 今泉今右衛門展 [アート&デザイン]

香林坊大和(8階ホール)で「人間国宝 十四代 今泉今右衛門展」を観てきました。

     20200224 今泉今右衛門展.jpg

鍋島藩の御用窯として将軍家や宮家への献上品や幕府大名への贈答品とされた鍋島焼。
その品格ある作風は私の好きな焼き物の一つです。

十四代(当代)今右衛門さんは、色絵磁器の最高峰と言われる「色鍋島」の伝統を守りながら、現代の色鍋島としての新たな作品を創作。
特に墨はじきやプラチナ彩を用いるのが特徴。
 ※墨はじき:白抜きにしたい模様を濃墨で描き、上に呉須を塗って素焼程度に焼くと、
       墨のついた部分が剥げて白くなる。染織のろうけつとよく似た技法。

陶磁器やガラス作品を見るたびに思うのは、最終的な作品ができるまでに何度もの試行錯誤や失敗があっての完成なのだろうな、ということ。
伝統工芸全般について言えることでしょうが、制作に費やされた時間と手間ひまを考えると、何十万、何百万円という値段が付いていたとしても不思議ではないのです。(買うかどうかは別として)


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