男と女 人生最良の日々

香林坊シネモンドで映画「男と女　人生最良の日々」を観てきました。

　　　　　

原題：Les plus belles annees d'une vie
2019年、フランス、フランス語、90分
監督：クロード・ルルーシュ
主演：ジャン＝ルイ・トランティニャン（男ジャン・ルイ）、アヌーク・エーメ（女アンヌ）
　　　アントワーヌ・シレ（男の息子）、スアド・アミドゥ（女の娘）

＜あらすじ＞
元レーシングドライバーのジャン・ルイは、現在は老人ホームで暮らし、かつての記憶を失いかけている。
ジャン・ルイの息子はそんな父のため、父がずっと追い求めている女性アンヌを捜し出すことを決意。
その思いを知ったアンヌはジャン・ルイのもとを訪ね、別々の道を歩んできた2人はついに再会を果たす。

1966年に上映され、恋愛映画の金字塔となった「男と女」のスタッフとキャストが再結集した続編。
53年後の2人の物語を過去の映像を散りばめつつ描いたもの。

ノルマンディー、ドーヴィルの海辺のシーン。
あのスキャット「ダバダバダ～」のメロディ。
過去と現在、夢と現実を行ったり来たり。
アンヌとジャン・ルイの運命の恋が静かに再燃する一方で、それぞれ離婚を経験した者どうしの娘と息子の新しい愛の始まりを感じさせる。

二人とも90才近いとは思えないほどの艶っぽさ。
そんな年齢を主人公にした恋愛物語が撮れるのもフランス映画ならではのような気がします。


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