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アフリカンコンサート [音楽・オペラ]

北國新聞・赤羽ホールで、いしかわ・金沢「風と緑の楽都音楽祭2020」秋の陣  特別公演「アフリカンコンサート」を聴いてきました。

     20201124 アフリカンコンサート1.jpg
     (4列14番 2500円)

9月の「ペルーの民族音楽」の時と同様、コロナ感染防止対策がとられていました。
会場入口では検温、手指の消毒、マスク着用、感染者が出た時の連絡用に氏名と電話番号の記入・提出、チケットの半券は自分でちぎって箱に入れる。
演奏中も一緒に歌ったり踊ったりしたいノリの曲もあったけど、手拍子で我慢。
ただし、今回は間引き着席ではなかったこともあり、後方や左右の席には空席だらけで寂しい感じでした。

  20201124 アフリカンコンサート2.jpg(北國新聞よサイトり借用)

ステージに登場したサンコンさん、意外と小柄(160cmくらい)だなぁ、年取ったなぁ(今年71歳)と思って見ていました。
1972年、日本にギニア共和国大使館を設立するために来日して以来、50年近くの日本滞在。
たしかに、サンコンさんの活躍(活動)のおかげで日本から遠い大陸アフリカが身近に感じられるようになっていたと思います。

広いアフリカ大陸。
サンコンさんの説明によると、これまでの歴史で、植民地にならず独立を保ったままだった国はエチオピアだけだそうです。(他は、イギリス、フランス、ポルトガルなどの植民地として支配された)

今回のコンサートでは、オスマン・サンコンさんが自身の出身であるギニアを含む西アフリカ(セネガル、マリ)出身のミュージシャン4人を従え、Kaira(平和)、Diarabi(愛)、Assiko(祝祭)などをテーマにしたアフリカ音楽を演奏。
これまで持っていた印象では太鼓などのリズミカル、パワフルな音楽といった感じでしたが、静かで穏やかな落ち着いた曲がいくつも演奏され、意外な面を知ることができました。

  20201124 アフリカンコンサート3.jpg

楽器も見たことないものばかりで興味深かった。
楽器紹介もしてほしかったけど、なかったから自分でネットで調べました。

左上:ジャンベという太鼓。台の上にのっているのは大きな瓢箪みたいなドラム楽器。
右上:バラフォンという木琴。木片のバーの下に共鳴用の瓢箪が取り付けられている。
   (演奏者のオスマン・ジュジュさんの演奏しながら見せる優しい笑顔が素敵だったなぁ)
右下:トーキングドラム。鼓型の太鼓。(サンコンさんが演奏)
   脇に抱えロープのテンションを変化させ、先が曲がった木のスティックで叩く。
   「話す太鼓」は、通信手段としても用いられた。
左下:コラ。アフリカンハープ。(奥にあるのはサバールという太鼓)
   ハープのように弾くリュート型をした弦楽器。
   西アフリカの無文字社会で歴史や文化を音楽によって伝承してきたグリオが演奏する。


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