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ゆうやけ子どもクラブ! [映画]

香林坊シネモンドで、「ゆうやけ子どもクラブ!」を観てきました。

     20201206 ゆうやけ子どもクラブ.jpg

2019年、日本、日本語、112分
監督:井手洋子

放課後活動の草分け的存在でもある東京都小平市の「ゆうやけ子どもクラブ」のドキュメンタリー。

<公式サイトより>
東京都小平市にあるゆうやけ子どもクラブは、今から40年以上前の1978年に、放課後や夏休みに子どもの活動場所が欲しいという親の切実な願いで誕生した。

ゆうやけでは、小学生から高校生までの子どもたちが共に放課後を過ごす。
知的障害、発達障害、自閉症など、障害はさまざまだが、遊びや生活を通して、子どもたちの内面に迫る活動を創り上げてきた。

カメラは、クラブに通う子どもたちに寄り添う。
自分の気持ちをうまく表現できないガク君。
積み木に夢中になって子どもたちの輪になかなか入ることができないヒカリ君。
音に敏感すぎるカンちゃんは、ずっと給湯室にこもっている。
スタッフは子どもたちを全身で受け止める。
カメラは、そんな彼らが時間をかけてゆっくりと変っていく姿を追いかける…。

子どもたちにとって大切なことは何か。映画は、ゆうやけ子どもクラブでの子どもたちの時間を描き、問いかける。


私が通勤で利用している路線バス、同じバス停から乗車する若い男性がいます。
彼は音に敏感なのでしょう、いつも指で耳をふさいでいます。
そして、勤務先に向かうのでしょうか、自分が降りるバス停に着くと、大きな声で「降りまーす」と言いながら通路を進みます。
いつも彼を見ながら、世の中のいろんな雑音に悩まされるだろうけど、元気に生きていってほしいと願っています。

そして、私のアメリカ留学時代のルームメイト(タイ人)の一人息子は自閉症。
2才の時に言葉(を発するの)が遅いことから自閉症と診断されました。
バンコクで幼少の頃は暮らしていましたが、小学校に上がるくらいのタイミングでアメリカ(ボストン郊外)に渡り夫婦でホームスクールで自ら学習指導をしながら、年に数回、NYの専門医の診察を受けるという生活を送っていました。
しかし、今年のこのコロナ禍でアメリカ生活の継続を断念。夏に故郷バンコクに帰国しました。
ティーンエイジャーに近づいていることもあり、最近の彼はむずかしい年頃のようです。

もう一人、留学時代の友人(アメリカ人)の息子も自閉症でホームスクール経験者。(友人が教えていました)
複数の楽器をこなす、音楽に能力を発揮しているようです。
彼は成人になろうとする年頃。これからどうやって自活していくのか、気になるところです。

6年前に、大学の同窓会イベントに参加するためキャンパス(フィラデルフィア)に行った時、自閉症の息子を持つ者同士の二人を紹介した私。
それ以来、二人で連絡を取り合い情報交換しているようです。
子どもが成長するにつれ、親は年をとり(老化)、子どもの将来に期待と不安が入り混じる。
私にはどうすることもできませんが、二人の子どもたちの成長を(Facebookの近況で)見守りながら、必要なときは手を差し伸べたいと思っています。


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