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わたしは金正男を殺してない [映画]

香林坊シネモンドで、「わたしは金正男を殺してない」を観てきました。

     20201217 私は金正男を殺してない.jpg

原題:Assassins
2020年、アメリカ、英語、104分
監督:ライアン・ホワイト

<公式サイトより>
衝撃的な事件は2017年2月13日、マレーシアで起こった。北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)が、大勢の利用者でごった返すクアラルンプール国際空港の出発ロビーで殺害されたのだ。
さらに世界中を驚かせたのは、マレーシアの警察に逮捕された容疑者が“暗殺者”のイメージからはあまりにもかけ離れた若きふたりの女性だったことだ。
インドネシア人のシティ・アイシャと、ベトナム人のドアン・ティ・フォン。
現場のあちこちに設置された監視カメラには、搭乗手続きをしようとしていた金正男に彼女たちがじゃれつくように襲いかかる様子や、金正男が警官らに助けを求め、ふらつく足取りで空港内のクリニックに向かう姿が生々しく捉えられていた。
そして金正男はまもなく死亡。猛毒の神経剤VXを顔に塗りたくられたことが原因だった…。

『わたしは金正男を殺してない』はこの何もかもが奇妙かつ大胆で、謎のベールに覆われた世紀の暗殺事件の真相に迫ったドキュメンタリーだ。
はたして容疑者のシティとドアンはプロの殺し屋なのか。
彼女たちと、その背後で暗躍していた北朝鮮の工作員たちとの関係はいかなるものなのか。


アメリカで最も有名なセックス・セラピストの波瀾万丈の人生を描いた「おしえて!ドクター・ルース」(2019)も監督したドキュメンタリー作家、ライアン・ホワイトが、クアラルンプール、インドネシア、ベトナムで粘り強い取材を敢行し、この事件の闇と真相に迫ったドキュメンタリー。

この映画がなければ、そんなこともあったよね、と真実が闇に葬られて終わってしまったいたことでしょう。
世の中には、出来事が起きたときは一斉に騒ぎ立てるけど、別の出来事が起きるとあっという間に関心は次に移り、前の出来事は話題にも触れられなくなる、ということが当たり前のことになってるような気がします。
だから、先日観た映画「はりぼて」も含め、良心・正義心・気概のあるメディアやクリエイターの方がこうやって追究してくれたおかげで自分の知らなかったこと(知るべきこと)を知る機会を得ることができ感謝です。


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