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工の芸術 素材・わざ・風土 [アート&デザイン]

東京国立近代美術館工芸館(通称、国立工芸館)で国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅰ「工の芸術 素材・わざ・風土」を観てきました。

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     松田権六「蒔絵螺鈿有職文筥」部分 1960年

東京国立近代美術館工芸館が10月25日に金沢に移転開館したのに合わせた展覧会では、「素材・わざ・風土」に着目し、近代日本工芸の名作約130点を展示。

第一章 素材とわざの因数分解

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第二章 「自然」のイメージを更新する

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第三章 風土ー場所ともの


工芸館の建物は、県立能楽堂の敷地内にあった2棟の歴史的な建造物(ともに明治時代に建てた旧陸軍施設で、国の登録有形文化財)を移築し、ガラス張りのエントランスでつないだものです。

 展示室になっているのは、かつての第九師団司令部庁舎
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   事務局などが入っている将校の社交場だった旧金沢偕行社
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 エントランスを入った正面に設置されている大きな陶の作品
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     金子潤《Untitled(13-09-04)》(2013)

 階段室での既視感。移転前の竹橋にあった工芸館の玄関ロビーの天井照明と同じです。
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 明治時代の西洋建築の雰囲気を醸し出す展示室
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金沢市出身で重要無形文化財保持者(人間国宝)の漆芸家、松田権六(1896〜1986)の工房が東京の自宅から移築・復元されたほか、作家のアイデアスケッチや図案などの資料が展示される予定の「芽の部屋」という展示コーナーもあります。

  内田繁のデザインによる「茶室 行庵」
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中には、クラウドファンディングで資金調達し、購入した若手作家の作品が配置されています。

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 夕方になるとライトアップされる建物外観
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タグ:工芸 建築
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