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甦る三大テノール 永遠の歌声 [映画]

香林坊シネモンドで、「甦る三大テノール 永遠の歌声」を観てきました。

     20210206 甦る三大テノール.jpg

原題:Three Tenors: Voices for Eternity - 30th Anniversary Event
2020年、ドイツ、93分

「3大テノール」として活躍したルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスによる、1990年のローマ カラカラ浴場でのコンサートから30年。
初めて明かされる世紀の競演のバックステージ秘蔵映像等で紡ぐドキュメンタリー。

1990年7月7日、サッカーW杯・イタリア大会決勝戦の前夜祭として、ローマで開催された初共演コンサート。
『誰も寝てはならぬ』(プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より)を三者三様の個性で歌いあげる様子を、世界54か国で8億人が視聴したとのこと。
絶頂期の三人の圧倒的な歌声と、初共演ならではの真剣勝負の緊張感、奇跡をリアルタイムで目撃した人たちはなんて幸運だったのでしょう。(残念ながら、当時の私は全く知りませんでした)

関係者は三人の性格の違いをこう表現しています。
 優しく天使のような声を持つスター パヴァロッティ
 真面目なドミンゴ
 最年少で恐れ知らずのカレーラス

同時代にオペラ界で活躍し、ライバル同士として知られていた三人が、何をきっかけに同じ舞台に立つことになったのか、その成功のあと数度にわたる世界ツアー(東京公演を含む)を行った活動の詳細が紐解かれていきます。

最年少のカレーラスが1987年、40歳の時に急性白血病と診断され、闘病からの復活を祝福するためのカラカラ浴場でのコンサートが企画された際、何か面白いことをやろうということで動き出した三人揃ってのコンサート。
パヴァロッティとドミンゴはあまり仲が良くなかったが、弟分カレーラスへの友情、サッカー愛により集結することに。
ここから“三大テノール”としての活動が始まったのです。

FIFAワールドカップ・サッカーの決勝戦前夜祭コンサートは、1990年ローマ、1994年ロサンゼルス、1998年パリ、2002年横浜と、2004年にパヴァロッティが他界するまで4回開催されました。
ドミンゴはMETオペラに出演する様子をライブビューイングで何度か観たことがありますが、カレーラスは2019年にも来日しコンサートを開催しているとは知りませんでした。


2018年9月に、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で上映された映画「3大テノール 夢のコンサート」と「3大テノール 世紀の競演」を残念ながら見逃していたので、今回は二つのコンサートのダイジェストのほか未公開映像もあってより一層感動ものです。


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