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最後の浮世絵師 月岡芳年展 [アート&デザイン]

金沢21世紀美術館で「最後の浮世絵師 月岡芳年展」 を観てきました。

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月岡芳年(1839-1892)
奇想の画家・歌川国芳(1797~1861)に学び、師の自由な発想を継承しつつ、西洋画の写実性を取り込み、浮世絵の歴史の最後に強烈な閃光を放った。
師譲りの武者絵や歴史画を中心に活動を始めたが、明治維新という激動の時代の世相を写す作品も数多く残し、一方で近代日本の美人画を予兆させる美人画も描いた。

会場構成は次のとおり。
第1章 芳年の壮 芳年の武者絵
 師よりも幅広い物語に取材し、勇壮で臨場感に溢れるヒーローの姿を描いた
第2章 芳年の想 芳年の歴史画
 説話や物語などの一場面を印象深く描く歴史説話画を紹介
第3章 続物の妙
 遠近法や写実性を加味したワイドな画面
第4章 芳年の妖と艶 芳年の美人画
 芳年美人画の代表作「風俗三十二相」を中心に紹介
第5章 報道
 報道メディアとしての役割を持っていた浮世絵。芳年の新聞錦絵を紹介
第6章 月百姿 芳年芸術の集大成
 すべてが月にちなんだ話を絵画化したもの

歌川国芳の浮世絵も好きですが、「奇想も可憐も妖艶も血みどろも」というサブタイトルにあるように、月岡芳年のほうが作品の幅が広く革新的で面白く感じました。


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タグ:浮世絵
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