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ジャンルレス工芸展 [アート&デザイン]

石川県立美術館で「ジャンルレス工芸展」を観てきました。

     20221025 ジャンルレス工芸展.jpeg

デザイン、現代アート、工芸といったジャンルを超えた作品を紹介する所蔵作品展です。
これまで何度も見たことのある作品もあれば、はじめましてというものもあって、今さらながら工芸館の所蔵品の豊かさに心が躍ります。

  大好きな動物系
  20221025 ジャンルレス工芸展1.jpg
  うさちゃんチェアはラウンジの休憩用ですが~ まさにジャンルレス!

佐々木象堂 蝋型鋳銅置物 采花 1959年
大塚茂吉 猫 2005年
牟田陽日 ケモノ色絵壺、「えびす」茶碗 ともに2022年
辻清明 信楽窯変鯰 2006年

  モナリザ競演
  20221025 ジャンルレス工芸展2.jpg
  左:中村誠 甦るモナリザ100微笑展 1989年
  右:福田繁雄 Look1 1984年

  クスッと系
  20221025 ジャンルレス工芸展3.jpg

面屋庄甫 根っこの唄 2013年
杉浦非水 戦後の用意 貯金は今日の急務 1915-19年ということは第一次世界大戦中ですね
四谷シモン 解剖学の少年 1983年
浜いさを 箱の男 1999-2002年

  キレイ系 数年前からお気に入りの若手作家、新里明士の「光器」 2022年
  20221025 ジャンルレス工芸展4.jpg
  蛍手という技法を使った光を取りこむ器

  澤谷悠子 露絲紡 2022年
  20221025 ジャンルレス工芸展5.jpg

  超絶技巧系 豊海健太 幽体10 2022年
  20221025 ジャンルレス工芸展6.jpg
  白いのは卵殻です

  20221025 ジャンルレス工芸展7.jpg

池田晃将 電光無量無辺大棗 2022年
高坂雄水 銀線飾壺 1962年
三輪龍氣生(龍作、十二代休雪) 愛の為に 1968年

こうやって制作年を並べてみると、どれが近作か数十年前のものかわかりませんね~

【おまけ】
開館記念日(2020年10月25日)に合わせて、普段は立入禁止になっているエントランス正面の中庭が開放されました。

  金子潤 Untitled (13-09-04) 2013年
  20221025 中庭特別公開1.JPG

  いつもはガラスの向こうにありますが、間近に近づいてみることができました
  20221025 中庭特別公開2.jpg


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