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トルーマン・カポーティ 真実のテープ [映画]

香林坊シネモンドで、「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」を観てきました。

     20201212 トルーマン・カポーティ.jpg

原題:The Capote Tapes
2019年、アメリカ・イギリス合作、英語、98分
監督:イーブス・バーノー

20世紀アメリカ文学を代表する作家トルーマン・カポーティの栄光と転落を描いたドキュメンタリー。

<公式サイトより>
『ティファニーで朝食を』(1958)、『冷血』(1966)など多くの名作を残した20世紀を代表する文豪トルーマン・カポーティ(Truman Capote、1924-1984)
流行作家でもあり、マスメディアの急激な発展と共にあった戦後アメリカの代表的なセレブリティでもあった。
『冷血』の大成功を経て、長年出版が待ち望まれた新作『叶えられた祈り』は、ニューヨークのハイソサエティの実態を描いた最高傑作となるはずだった。
しかし「エスクァイア」誌に章の一部が発表されるや否や、そのスキャンダラスな内容によって激しい論争を巻き起こす。
社交界から追放され、多くの友人を失ったカポーティは、アルコールと薬物中毒に苦しみ、作品の完成を待たずして60歳を目前にこの世を去ることとなる。

なぜ彼は、こんなにも多くの人を傷つけるような本を執筆したのだろうか?
死後36年を経て、彼の波乱に満ちた人生を濃密に網羅し、「未完の絶筆」とされている問題作『叶えられた祈り』をめぐるミステリーに迫る珠玉の文芸ドキュメンタリーがここに完成した。

戦後アメリカを代表するセレブリティたちの秘蔵映像と新旧インタビューから浮かび上がるカポーティの素顔。
カポーティが主催した20世紀最高と謳われる伝説のパーティ「黒と白の舞踏会」の様子や社交界の女性たち(通称「白鳥(スワン)」)など、当時のアメリカのファッション、カルチャーシーンなどが垣間見られる。


アル中、ヤク中のハチャメチャな彼が書いたと思うと、「ティファニーで朝食を」でのホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーン演じる主人公)の自由奔放さが納得できます。


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茶道具ニューフェイス~新しい茶碗が仲間入り~ [アート&デザイン]

金沢市立中村記念美術館で国立工芸館金沢移転記念事業 企画展「茶道具ニューフェイス~新しい茶碗が仲間入り~」 を観てきました。

     20201212 茶道具ニューフェイス1.jpg
     白天目茶碗 室町時代(16世紀)、屈輪輪花天目台 宋時代(10-13世紀)

金沢で酒造業を営んだ故中村栄俊氏が収集し、(財)中村記念館に引き継がれた茶道具コレクションを母体としている当館の所蔵品。

今回の展覧会では、加賀藩伝来の白天目茶碗をはじめ、掛軸、花入、水指など18点の新収蔵品(ニューフェイス)の茶道具類をお披露目。
また、10月25日にオープンした“国立工芸館“金沢移転を記念して、当館を代表する茶道具と、金沢ゆかりの人間国宝が手がけた工芸作品を併せて展示。

     20201212 茶道具ニューフェイス2.jpg
     狂言袴茶碗 李朝時代(15世紀)

     20201212 茶道具ニューフェイス3.jpg
     宇治川合戦図象嵌衝立 伝 武田友月(1772-1844) 江戸時代(19世紀)


17時の閉館時間には日は暮れて。照明に照らされた、雨に濡れた紅葉のドウダンツツジ。

          20201212 ドウダンツツジ紅葉.jpg


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