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アルカトラズからの脱出 [映画]

相変わらずテレビ(特にBS)で放送される映画を録画しまくって(笑)観ています。

番組表をチェックしながら気になるものを片っ端から録画して、ランダムに観ているのですが、時として作品が系統だっている(傾向が見られる)ことがあります。

  「アルカトラズからの脱出」 1979年 原題:Escape from Alcatraz
  20201127 アルカトラズからの脱出.jpg 2020.11.27鑑賞

<あらすじ>
1960年、厳格な所長のもと、厳戒な警備態勢がとられていたアルカトラズ島の刑務所に各州の刑務所で脱獄を繰り返したフランク(クリント・イーストウッド)が送り込まれる。
凶悪な囚人を敵に回し、命を狙われながらも、大胆不敵な知能犯フランクは意気投合した仲間とともに脱獄計画を進めていった。
不可能と言われたアルカトラズからの脱走事件、J・キャンベル・ブルースの実録小説を映画化したもの。

  「ショーシャンクの空に」 1994年 原題:The Shawshank Redemption
  20201119 ショーシャンクの空に.jpg 2020.11.19鑑賞

<あらすじ>
長年ショーシャンク刑務所(メーン州)に入っている囚人レッド(モーガン・フリーマン)と無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ(ティム・ロビンス)の友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれる。
スティーブン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を映画化した人間ドラマ。

  「グリーンマイル」 1999年 原題:The Green Mile
  20200807 グリーンマイル.jpg
  2020.8.7鑑賞

<あらすじ>
大恐慌時代の1935年、ポール(トム・ハンクス)は刑務所の看守主任を務めていた。
グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安らかな死を迎えさせてやることが、彼らの仕事だった。
ある年、この刑務所に身長2メートルを越す黒人の大男、コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)が送られてくる。双子の少女を殺害した罪で死刑囚となった男だ。
ところがこの男は、ある日不思議な力でポールが患っていた病気を治してしまう……。


「グリーンマイル」を最初に観たのは映画館で、テレビ放映ではこれが二度目だと思います。
何度見ても、冤罪、不合理な優越感、理不尽な差別に憤り、不思議なパワーにより起こる奇跡に心が救われます。

今回の流れで二番目に見たのは「ショーシャンクの空に」、続いて「アルカトラズからの脱出」
以前から映画のタイトルだけは知っていましたが、どちらも見たのは初めてでした。
「グリーンマイル」と「ショーシャンクの空に」の共通点は無実の罪での収監、奇跡。
「ショーシャンクの空に」と「アルカトラズからの脱出」の共通点は信念、一途さ、希望。
そう言えば、一年前には脱獄映画「パピヨン」を映画館で観ました

見る側の自分への戒めとして思ったのは、「刑務所への収監」という"事実"だけで、それイコール悪、という思いこみを持ってはいけないということ。
事実(起こったこと)は必ずしも真実(本当のこと)ではないということ。


【おまけ(映画にまつわる思い出話)】
1987年、アメリカ留学からの帰国前、大陸横断の旅(留学先のフィラデルフィアから北上し、西海岸へ)をしました。
グレイハウンドバスで転々と移動し、サンフランシスコではバスディーポに到着してから、当時の旅行者のバイブル『地球の歩き方』を開いて当日泊まる宿を探しました。(今思えば、かなり無謀)
日本人長期滞在者もいるという安宿に向かいチェックイン。
そこで偶然出会った日本人男性ふたり(福岡県からアメリカ往復横断ドライブの旅に来ていた)と「観光どこ行く?」という話になり、一緒に船に乗って行ったのがアルカトラズ島でした。
当時の私は刑務所のことも何も知りませんでしたが、4つ年上のお二人はクリント・イーストウッドの映画を観ていたのかもしれませんね。

  1987 サンフランシスコ.jpg

この時のご縁で、今もずっと交流が続いています。


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タグ:刑務所
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