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僕が跳びはねる理由 [映画]

香林坊シネモンドで、「僕が跳びはねる理由」を観てきました。

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原題:The Reason I Jump
2020年、イギリス、英語、82分
監督:ジェリー・ロスウェル

会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹が13歳の時に執筆し、世界30カ国以上で出版されたエッセイ「自閉症の僕が跳びはねる理由」をもとにしたドキュメンタリー。

<作品紹介(公式サイトより)>
他者との会話が成立しづらいため、今まで理解されにくかった自閉症者の内面の感情や思考、記憶をわかりやすい言葉で伝えた内容が大きな注目と感動を呼び、その後30か国以上で出版され現在117万部を超える世界的ベストセラー作品に。

自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるか、また彼らにとって自閉症という障害が意味するもの、そして彼らの世界が"普通"と言われる人たちとどのように異なって映っているのかを、世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を追い明らかにしていく、誰も観たことのない驚きと発見に満ち溢れている。

「普通とは?」「個性とは何か」という普遍的な疑問、「会話(=コミュニケーション)の大切さ」「多様性の重視」など・・・他者と分断されている今を生きる誰もが共感しうるドキュメンタリー。


「自閉症スペクトラム」は、障がい者とみなす必要のない人まで含むと、全人口の10%を占めるとも言われるそうです。
私の留学時代の友人二人(一人はアメリカ人、もう一人はタイ人)の息子が自閉症者。
二人とも、ホームスクール(学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行う、オルタナティブ教育の形式)で自分の息子を教育しながら育てています。
Facebookで息子たちの様子を見ていると、一言で自閉症と言っても、顔の表情表現が違ったり、能力の発揮の仕方が違ったり、まさしく一括りにはできないし、一つの個性なのではと思います。


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