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オーケストラ・アンサンブル金沢 ショスタコーヴィチ最後のシンフォニー [音楽・オペラ]

石川県立音楽堂 コンサートホールで、 オーケストラ・アンサンブル金沢 第451回定期公演フィルハーモニー・シリーズ「深淵を覗く。井上道義が振る、ショスタコーヴィチ最後のシンフォニー」を聴いてきました。

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(SS席 1階席14列10番 マイチョイスで2割引5600円)

<プログラム> 上演2時間
ハイドン 交響曲 第45番 嬰ヘ短調 Hob. Ⅰ-45 「告別」 全4楽章
 この曲の有名な逸話にちなみ、舞台上の楽員たちの譜面台にはキャンドルが置かれ、終楽章後半で、一人また一人とロウソクの火を消して舞台から去り、最後にはヴァイオリン奏者二名(コンサートマスターと首席第二ヴァイオリン)だけが残るという趣向が踏襲されました。
 込められたメッセージは「帰りたい」

ショスタコーヴィチ 交響曲 第15番 イ長調 作品141 全4楽章
 これもお別れの音楽。1971年、病と闘う晩年のショスタコーヴィチが書いた最後の交響曲。
 ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲が幾度となく登場したり、ワーグナーの歌劇「ニーベルングの指環」より「運命の動機」や「ジークフリートの葬送行進曲」が引用されたり。
 さまざまな楽器のソロが交代で奏でられたり、と変化に富んだ曲。

ショスタコーヴィチの作品を聴く機会がめったになかったので、井上マエストロのサービス精神あふれる前解説もあり、楽しめました。


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