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春の川 [金沢 歩く]

春らしい、陽射しが暖かく感じる日でした。

  20220309 ハスネカフェ1.JPG
  作り物のリスが木を登り、鳥やカエルなどの置物も

兄夫婦と午前中に出かけた帰り道、金沢市北部のハスネテラス(木越町ツ18-1)でランチ。

  20220309 ハスネカフェ2.JPG
  日替わりランチ 今日のメインはすき焼き風揚げ豆富

手作りケーキとこだわりコーヒーのカフェ&自家製麺うどんのお店で、積極的に障害者雇用していて、分店として玉川図書館内のカフェも運営しています。

  持ち帰りの桜スフレチーズケーキとフルーツロールケーキ
  20220309 ハスネカフェ3.JPG

食後に、思いついたら即行動の兄の提案で、付近の散歩道をウォーキングすることに。
すると、こんなギョッとする看板を見つけました。

  20220309 血の川.JPG

「血の川」って、、
chino riverと英語表記してあるけど、なんだか違和感。
chinoはスペイン語で「中国人」とか「中国の」という意味らしいです。
「いいじ金沢」とうサイトに出ていたことによると、天正8(1580)年、このあたりで織田信長方の柴田勝家軍と加賀一向一揆の戦いがあったようで、おそらく戦死者の血で川が赤く染まったのではないかとのこと。

歩きながら義姉と鷹匠の話をしていたら、前を歩いていた兄が「面白い橋の名前があるよ」

  「鷹匠橋」 なんという偶然!
  20220309 鷹匠橋.JPG

先日、金沢城公園で鷹匠による放鷹術(ほうようじゅつ)の実演が予定されていたので見に行くつもりだったのに、コロナのまん延防止措置でイベント中止になって残念だったという話を私がしたら、義姉がかつて見に行ったときは、公園内をねぐらにしているカラスたちが鷹がいて大騒ぎして飛び回っていたというエピソードで大笑いしていたところだったから。

蕗の薹とか土筆が出ていないかしら?と道の脇を見ながら歩いて行くと、前方の土手に黒い鳥が群がっています。(土筆がニョキニョキ出ていました)
カラス?と近づいたら一斉に飛び立ち水路へ。

  20220309 オオバン.JPG
  額とクチバシが白かったからオオバンかな

そして、こんな時季にふさわしい季語がないかと調べたら、ありました。
「鷹化して鳩と為る(たかかしてはととなる)」
仲春、ちょうど今ごろ三月中頃のことのようです。
春の穏やかな陽気に影響されて鷹が鳩に姿を変えるという、中国の俗信から来ているとのこと。

すごーい! いろんなことが連鎖のようにつながった。

帰宅して改めて周辺の地図を確認したら、他にも「馬渡橋」「武者造橋」というのも発見。
なんだか戦乱の歴史を想像させる、いわくありげな土地ですね~


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タグ:金沢
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