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女王陛下の国葬 [思う]

(この記事は翌日に振り返って書いています)

近づいている超大型の台風14号の動きを気にしつつ、夕方18時からNHKのBSで英国エリザベス女王の国葬の中継(ウェストミンスター宮殿での棺の公開、国葬会場のウェストミンスター寺院への移動、国葬の模様)が終わったあと、引き続きNHKのウェブサイトでウィンザー城への葬列、城内のセントジョージ礼拝堂での式典が終わるまでライブ配信を観ました。BBCのウェブサイトも見ながら。(歴史的な時間を見逃すまいと、結局、深夜2時近くまで延々8時間ほどテレビとパソコンに釘付けでした)

 20220919 BBC.jpg
 https://www.bbc.com/news/uk-60617519

現地時間11時(日本時間19時)に始まった国葬(state funeral)、葬列(procession)すべてが厳かで、そして国民からの敬意や愛情が感じられました。
(国葬には歴代の英国首相やCommonwealth各国元首など2000人以上、日本からは天皇皇后両陛下が参列)
英国軍隊総動員かと思うほどの人数(葬列のほか、沿道等の警護も含め約4000人!)の統率のとれた動き、さすがです。
経済力とは別の尺度での国力を痛感します。

私にとってイギリスは2006年7月から一年9か月住んだ場所であり、王立と名の付く数々の場所を訪れたこともある愛着のあるところです。
女王のクリスマスメッセージをテレビ放送で聞いたこともあり、女王の威厳を感じるとともに、ロンドン五輪の開会式でのジェームズ・ボンドとの登場や、先日のプラチナ・ジュビリーでのパディントンとの会話で見られたユーモアやチャーミングさにも親しみを感じ、とても好きでした。

バッキンガム宮殿はもちろん、ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院、葬列が通った通りや終着地のウィンザー城にいたるまで、映像を観ながら建物内部に入ったときの印象を思い起こし、懐かしさに浸りつつ女王の"最後の旅路"を見届けました。

  20220920 女王へのオマージュ.JPG

今週の花は偶然にも英国王室の象徴の色・紫のトルコ桔梗。
女王へのオマージュとして、ウェストミンスター宮殿のビッグベンの鐘が収まる時計塔「エリザベスタワー」、ウィンザー城を訪問した時に買ったピルケース、英国の象徴である近衛兵と薔薇も一緒に。

Rest in peace ma'am.

【備忘メモ】
Westminster Abbeyは、エリザベス女王が1947年にフィリップ殿下と結婚式を挙げ、1953年に戴冠式を行った場所。
ウェストミンスター寺院で君主の国葬が営まれるのは18世紀以来。2002年には女王の母、the Queen Motherの葬儀が行われた。
国葬は57年前のウィンストン・チャーチル元首相の時以来。


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タグ:英国 女王
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