GO FOR KOGEI 2021 [アート&デザイン]
富山、石川、福井の北陸3県を舞台に繰り広げられる北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」の特別展Ⅱを観てきました。
今年のテーマは「工芸の時代、新しい日常」
”現代アート化する工芸”と”デザイン化する工芸”を、高岡、金沢、小松、越前で同時開催する2つの[特別展]で展開、つくり手と産地が織り成す北陸の工芸の力を伝えるプログラムです。
私が観たのは、ディレクターと工芸作家、生産者が協働でプロダクトを考えるプロジェクト型の特別展II「工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」
使う側の視点を大切にするものづくり、デザインと手工業的な制作を結びつけること、異なったキャラクター同士でチームを組んで性質の異なる視点をつくり出すこと。
Noetica会場(金沢市下本多町6番丁40-1 2階)
sklo会場(金沢市香林坊2丁目12-38)
伝統だけで終わらない工芸、進化する工芸、面白い。
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今年のテーマは「工芸の時代、新しい日常」
”現代アート化する工芸”と”デザイン化する工芸”を、高岡、金沢、小松、越前で同時開催する2つの[特別展]で展開、つくり手と産地が織り成す北陸の工芸の力を伝えるプログラムです。
私が観たのは、ディレクターと工芸作家、生産者が協働でプロダクトを考えるプロジェクト型の特別展II「工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」
使う側の視点を大切にするものづくり、デザインと手工業的な制作を結びつけること、異なったキャラクター同士でチームを組んで性質の異なる視点をつくり出すこと。
Noetica会場(金沢市下本多町6番丁40-1 2階)
sklo会場(金沢市香林坊2丁目12-38)
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タグ:工芸
金沢のチカラ-重層する建築文化- [アート&デザイン]
金沢建築館で第3回企画展「金沢のチカラ-重層する建築文化-」を観てきました。
金沢の「チカラ」は、金沢の歴史と市民の営みによって育まれた「地カラ」であり「血カラ」であり「知カラ」。(展覧会趣旨より)
藩政期から明治・大正・昭和・平成・令和にわたって継承されてきた、価値観や美意識をもった民力がつくってきた金沢の建築文化を建築写真や模型、図版などで概観する展示です。
私が興味を持ったのは、金沢市が創設した「都市美文化賞」を受賞した建築の写真が壁一面ズラリと並んでいるコーナーです。
へー、この建物もそうなのか~とか、今はもう違うね~とか心の中で感想を言いながら見入りました。
二階の常設展示室から 水庭に紅葉した木々が映りこんでいます
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金沢の「チカラ」は、金沢の歴史と市民の営みによって育まれた「地カラ」であり「血カラ」であり「知カラ」。(展覧会趣旨より)
藩政期から明治・大正・昭和・平成・令和にわたって継承されてきた、価値観や美意識をもった民力がつくってきた金沢の建築文化を建築写真や模型、図版などで概観する展示です。
私が興味を持ったのは、金沢市が創設した「都市美文化賞」を受賞した建築の写真が壁一面ズラリと並んでいるコーナーです。
へー、この建物もそうなのか~とか、今はもう違うね~とか心の中で感想を言いながら見入りました。
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近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい― [アート&デザイン]
国立工芸館で国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅲ「近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい―」を観てきました。
新里明士「光器水指」2020年
内田鋼一「白金彩茶わん」2020年
安藤源一郎「紙胎蒟醬風籟茶器」2020年 すべて東京国立近代美術館蔵
この3点は、移転・開館を記念して行ったクラウドファンディングによる「12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト」で、「茶の湯」をテーマに12人の作家が茶碗や水指など、茶の湯に関するうつわを制作した作品の一部です。
黒田辰秋の漆芸作品
左:弟子(見附正康)、右:師匠(福島武山)の赤絵細描の共演
白い器
左上:和田 的、右上:新里明士、左下:高橋奈己
移転前の東京で観たことのある作品との再会、新しく制作された作品や作家との出会い。
今回も楽しみました。
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新里明士「光器水指」2020年
内田鋼一「白金彩茶わん」2020年
安藤源一郎「紙胎蒟醬風籟茶器」2020年 すべて東京国立近代美術館蔵
この3点は、移転・開館を記念して行ったクラウドファンディングによる「12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト」で、「茶の湯」をテーマに12人の作家が茶碗や水指など、茶の湯に関するうつわを制作した作品の一部です。
黒田辰秋の漆芸作品
左:弟子(見附正康)、右:師匠(福島武山)の赤絵細描の共演
白い器
左上:和田 的、右上:新里明士、左下:高橋奈己
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表現する漆 ~イセコレクションより~ [アート&デザイン]
金沢市立中村記念美術館で特別展「表現する漆 ~イセコレクションより~」 を観てきました。
松田権六「双鶴蒔絵方盆」1970年、イセ文化基金所蔵
イセコレクションが所蔵する、蒔絵の人間国宝・松田権六および石川県にゆかりのある板谷波山の名品、併せて、イセコレクションより前年度に寄贈を受けた七宝作品を展示。
現在活躍する作家(青木千絵、田中信行、松崎森平、山村慎哉、薮内江美ほか)の作品も。
(今回は写真撮影不可)
艶やかな光沢、独特の質感、細やかな蒔絵や螺鈿、截金の技術。
控えめでありながら美しい芸術品を堪能しました。
【おまけ】
雨でしっとり濡れた、みずみずしい苔が美しい庭を眺めながらいただく和菓子と薄茶。
諸江屋の生落雁「万葉の花」
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松田権六「双鶴蒔絵方盆」1970年、イセ文化基金所蔵
イセコレクションが所蔵する、蒔絵の人間国宝・松田権六および石川県にゆかりのある板谷波山の名品、併せて、イセコレクションより前年度に寄贈を受けた七宝作品を展示。
現在活躍する作家(青木千絵、田中信行、松崎森平、山村慎哉、薮内江美ほか)の作品も。
(今回は写真撮影不可)
艶やかな光沢、独特の質感、細やかな蒔絵や螺鈿、截金の技術。
控えめでありながら美しい芸術品を堪能しました。
【おまけ】
雨でしっとり濡れた、みずみずしい苔が美しい庭を眺めながらいただく和菓子と薄茶。
諸江屋の生落雁「万葉の花」
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鳥も花も虫も ー春を待っていたー [アート&デザイン]
アマヤギ堂しいのき迎賓館展 [アート&デザイン]
石川県政記念 しいのき迎賓館 ギャラリーA・Bで第四回アマヤギ堂展「アマヤギ堂しいのき迎賓館展」奇々怪々書画展覧会を観てきました。
セクシーな大根のオブジェが会場の所どころに置かれています
以前から気になっていたアマヤギ堂。
イラストレーションと筆文字によって表現活動を行っているデザイン事務所。
妖怪などをモチーフに、グラフィックデザインとアナログ手法を活かした和の雰囲気の制作物を手がけている。
風と緑の楽都音楽祭のキャラクター、ガルガンチュア(通称ガルちゃん)のデザインも手がけたのですね。
コンペ提出の原画や没案の原画なども展示されていました。
富山県の若鶴酒造のウィスキーラベル、中尾清月堂のパッケージデザインなども
奇妙なものだけでなく、浮世絵風の絵など正統派?のものも。
ひと目見て忘れられない、不思議な雰囲気が気に入りました。
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セクシーな大根のオブジェが会場の所どころに置かれています
以前から気になっていたアマヤギ堂。
イラストレーションと筆文字によって表現活動を行っているデザイン事務所。
妖怪などをモチーフに、グラフィックデザインとアナログ手法を活かした和の雰囲気の制作物を手がけている。
風と緑の楽都音楽祭のキャラクター、ガルガンチュア(通称ガルちゃん)のデザインも手がけたのですね。
コンペ提出の原画や没案の原画なども展示されていました。
富山県の若鶴酒造のウィスキーラベル、中尾清月堂のパッケージデザインなども
奇妙なものだけでなく、浮世絵風の絵など正統派?のものも。
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最後の浮世絵師 月岡芳年展 [アート&デザイン]
金沢21世紀美術館で「最後の浮世絵師 月岡芳年展」 を観てきました。
月岡芳年(1839-1892)
奇想の画家・歌川国芳(1797~1861)に学び、師の自由な発想を継承しつつ、西洋画の写実性を取り込み、浮世絵の歴史の最後に強烈な閃光を放った。
師譲りの武者絵や歴史画を中心に活動を始めたが、明治維新という激動の時代の世相を写す作品も数多く残し、一方で近代日本の美人画を予兆させる美人画も描いた。
会場構成は次のとおり。
第1章 芳年の壮 芳年の武者絵
師よりも幅広い物語に取材し、勇壮で臨場感に溢れるヒーローの姿を描いた
第2章 芳年の想 芳年の歴史画
説話や物語などの一場面を印象深く描く歴史説話画を紹介
第3章 続物の妙
遠近法や写実性を加味したワイドな画面
第4章 芳年の妖と艶 芳年の美人画
芳年美人画の代表作「風俗三十二相」を中心に紹介
第5章 報道
報道メディアとしての役割を持っていた浮世絵。芳年の新聞錦絵を紹介
第6章 月百姿 芳年芸術の集大成
すべてが月にちなんだ話を絵画化したもの
歌川国芳の浮世絵も好きですが、「奇想も可憐も妖艶も血みどろも」というサブタイトルにあるように、月岡芳年のほうが作品の幅が広く革新的で面白く感じました。
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月岡芳年(1839-1892)
奇想の画家・歌川国芳(1797~1861)に学び、師の自由な発想を継承しつつ、西洋画の写実性を取り込み、浮世絵の歴史の最後に強烈な閃光を放った。
師譲りの武者絵や歴史画を中心に活動を始めたが、明治維新という激動の時代の世相を写す作品も数多く残し、一方で近代日本の美人画を予兆させる美人画も描いた。
会場構成は次のとおり。
第1章 芳年の壮 芳年の武者絵
師よりも幅広い物語に取材し、勇壮で臨場感に溢れるヒーローの姿を描いた
第2章 芳年の想 芳年の歴史画
説話や物語などの一場面を印象深く描く歴史説話画を紹介
第3章 続物の妙
遠近法や写実性を加味したワイドな画面
第4章 芳年の妖と艶 芳年の美人画
芳年美人画の代表作「風俗三十二相」を中心に紹介
第5章 報道
報道メディアとしての役割を持っていた浮世絵。芳年の新聞錦絵を紹介
第6章 月百姿 芳年芸術の集大成
すべてが月にちなんだ話を絵画化したもの
歌川国芳の浮世絵も好きですが、「奇想も可憐も妖艶も血みどろも」というサブタイトルにあるように、月岡芳年のほうが作品の幅が広く革新的で面白く感じました。
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タグ:浮世絵
うちにこんなのあったら展 [アート&デザイン]
東京国立近代美術館工芸館(通称、国立工芸館)で国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅱ「うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション」を観てきました。
今回の展覧会では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、国立工芸館のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品が多数展示されていました。
まさに、「うちにこんなのあったら」と思わせるものばかり。
展示室1/Ⅰ ろくろから生まれる冒険 ールーシー・リーのかたち
「飾ること」
「受けとめるかたち」
「ティータイム」
東京で見たことのあるルーシー・リーの焼き物や、平松保城のオシャレなスカルプチャー・ウエイトのほか、ルネ・ラリックのアクセサリーなど。
展示室2/Ⅱ 形と模様が作る生命 ー富本憲吉の図案
「心のままに」
「生きつづける図案」 富本憲吉の花字、増田三男の兎文
「量産をデザインする」
「文字のちから」
ラウンジ 黒田辰秋の欅拭漆彫花文長椅子に須田悦弘の木彫「葉」がさりげなく置かれています
芽の部屋
森正洋の平型めしわん
展示室3/Ⅲ 新時代の生活に息づく美 ークリストファー・ドレッサーのデザイン
「あこがれの東洋」
「もっと多くの人が、もっと長く使えるものを」
トースト・ラック 1880年前後のものですが、いまだにオシャレなデザイン
「デザインはどこまでも」
ハーゲンアウアーの装飾額付鏡に映りこんでいるのはドレッサーのケトルとスタンド
階段室の窓の外には橋本真之の大きな彫刻作品が置かれています。
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今回の展覧会では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、国立工芸館のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品が多数展示されていました。
まさに、「うちにこんなのあったら」と思わせるものばかり。
展示室1/Ⅰ ろくろから生まれる冒険 ールーシー・リーのかたち
「飾ること」
「受けとめるかたち」
「ティータイム」
東京で見たことのあるルーシー・リーの焼き物や、平松保城のオシャレなスカルプチャー・ウエイトのほか、ルネ・ラリックのアクセサリーなど。
展示室2/Ⅱ 形と模様が作る生命 ー富本憲吉の図案
「心のままに」
「生きつづける図案」 富本憲吉の花字、増田三男の兎文
「量産をデザインする」
「文字のちから」
ラウンジ 黒田辰秋の欅拭漆彫花文長椅子に須田悦弘の木彫「葉」がさりげなく置かれています
芽の部屋
森正洋の平型めしわん
展示室3/Ⅲ 新時代の生活に息づく美 ークリストファー・ドレッサーのデザイン
「あこがれの東洋」
「もっと多くの人が、もっと長く使えるものを」
トースト・ラック 1880年前後のものですが、いまだにオシャレなデザイン
「デザインはどこまでも」
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階段室の窓の外には橋本真之の大きな彫刻作品が置かれています。
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第77回 現代美術展 [アート&デザイン]
おいしいものの器 ~It looks delicious!~ [アート&デザイン]
金沢市立中村記念美術館で企画展「おいしいものの器 ~It looks delicious!~」 を観てきました。
美術館で展示されている皿や椀などの器は、通常は見て鑑賞するだけ。
今回の展覧会では、 「展示されている器を実際使ったら、どんな感じになるのだろう?」を実現した写真と作品を一緒に展示したもので、使っているイメージが想像ではなく視覚で確認できます。
伊万里色絵檜垣文鉢 江戸時代(17-18世紀)
竹に雀蒔絵提重 江戸時代(17-18世紀)
牡丹文蒔絵提重 米田孫六 江戸-明治時代(19世紀)
黄交趾牡丹花唐草文鉢 永楽妙全 大正時代(20世紀)
【おまけ】
先日、実家に帰ったとき、九谷焼などの器を持ち帰ってきました。
器で食べ物を美味しく見せようかと。
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美術館で展示されている皿や椀などの器は、通常は見て鑑賞するだけ。
今回の展覧会では、 「展示されている器を実際使ったら、どんな感じになるのだろう?」を実現した写真と作品を一緒に展示したもので、使っているイメージが想像ではなく視覚で確認できます。
伊万里色絵檜垣文鉢 江戸時代(17-18世紀)
竹に雀蒔絵提重 江戸時代(17-18世紀)
牡丹文蒔絵提重 米田孫六 江戸-明治時代(19世紀)
黄交趾牡丹花唐草文鉢 永楽妙全 大正時代(20世紀)
【おまけ】
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