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名画は語る [学ぶ・読む]

私が好きな画家のひとりでもある日本画家・千住博さんの著『名画は語る』を読みました。
    
   20200906 名画は語る.jpg シンプルな装幀

<目次>
●私たちはなぜ「この絵」に魅了されるのか?
●絵の真実を読み解く
●時代を表現した天才たち
●画家が描きたくなる「もの」
●「生きる」意味を問い続けた画家
●「絵」について考えていること

デューラーの「アダムとエヴァ」に始まり、千住さん自身が選んだ"名画"1点1点について、ある時はエッセイ風に、ある時は物語風に、名画や画家にまつわる興味深い話や制作の意図・裏話、その絵の解釈などがわかりやすく書かれています。
そうか、そんな見方ができるのか~等、絵画鑑賞に新しい視点を加えてもらいました。


もう一冊、美術関連で読んだ本は、『美術展の不都合な真実

  20200920 美術展の不都合な真実.jpg

著者の古賀太さんの専門は映画史、映像/アート・ビジネスですが、かつて朝日新聞社で美術展の企画に携わった経験から依頼されて執筆したそうです。

<目次>
●はじめに―異例ずくめの「フェルメール展」
第1章 混雑ぶりは「世界レベル」の日本式展覧会
第2章 なぜ「○○美術館展」が多いのか
第3章 入場料1700円の予算構造
第4章 明治以降の展覧会と平成型展覧会
第5章 ミュージアムとは何か
第6章 学芸員の仕事と「画壇」の存在
第7章 本当に足を運ぶべき美術館はどこか
第8章 スペクタクル化する展覧会

美術展の企画から出品作品の調達・開催にいたる流れ、主催・後援・協賛などの違い、海外のミュージアムと日本の美術館の違い、入場料の利益構造、新聞社・テレビ局と会場となる美術館・百貨店などの関わり、学芸員の仕事と画壇の存在などを紹介。
美術展関係者にとっては"不都合な真実"(知られたくないワケ)が暴露されていて(すべてではないでしょうが)、この本からは美術展自体の開催の在り方を考えさせられました。


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タグ:評論 美術
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