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没後35年 鴨居玲展 -静止した刻ー [アート&デザイン]

石川県立美術館で企画展「没後35年 鴨居玲展 -静止した刻ー」 を観てきました。

     20200823 鴨居玲 没後35年.jpg
     「出を待つ(道化師)」1984年、個人蔵

洋画家、鴨居玲(1928-1985)
金沢市に生まれ、金沢美術工芸専門学校(現 金沢美術工芸大学)で学んだという"地元びいき"からではなく、パリ・ブラジル・スペインで暮らしていたことも影響しているのか、どことなく日本人っぽくないオシャレで独特の暗い画調に心惹かれるものがあります。
(宮本三郎に師事したというのが垣間見える作品も)

会場構成は次のとおり。(美術展のサイトより)
当展では、鴨居の画業を三期とするこれまでの考えを踏襲し構成しました。
一章「模索~煩悶する若き画家~」
 美専在学中から41歳での安井賞受賞にいたる画家の苦悩を中心に紹介
二章「画風の確立へ~充実の日々~」
 受賞後スペインに渡り、鴨居が「わたしの村」とよぶバルデペーニャスの人たちを題材に、自らの画風を確立していく充実の作品群を紹介
三章「終焉への道~再びの煩悶~」
 鴨居は、帰国後さらなる芸術の高みを目指し、裸婦・女性像という新たな題材に取り組みます。
そして《1982年 私》(当館蔵)という最大の自画像を制作するに至る過程と、苦悩のすえに終焉を迎えるまでをご覧いただきます。


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タグ:洋画
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