SSブログ

メイキング・オブ・モータウン [映画]

香林坊シネモンドで、「メイキング・オブ・モータウン」を観てきました。

     20201123 メイキングオブモータウン.jpg

原題:Hitsville: The Making of Motown
2019年、アメリカ・イギリス合作、英語、112分
監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー

スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、ジャクソン5などを輩出し、2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」の正史を描いたドキュメンタリー。

<公式サイトより引用>
ビートルズやローリング・ストーンズが憧れ、日本を含む世界の音楽に影響を与え続けているモータウン。愛称はヒッツヴィルUSA。
米ミシガン州デトロイトの西グランド通り2648番地にある一軒家を拠点に、若者に向けたポップな音楽を発信し、アメリカン・ドリームを実現させた。

創設者はベリー・ゴーディJr.。
1959年、家族から借りた800ドルを資金にタムラ・レーベルをスタートさせ、モータウンの歴史は幕を開けた。
その黄金期を彩ったのは、ミラクルズ、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5といったスターたち。
ダンスやエチケットも含め徹底した管理体制を敷き、全米No.1ヒットを連発していく様は、かつてゴーディが働いていた自動車工場の組み立てラインをヒントにしていた。
特にクオリティ・コントロールと呼ばれた品質管理会議は、ソングライターやプロデューサーたちの競争心を煽り、ブランドに磨きをかけていく。

一方で苦難にも直面した。人種差別や暴動、作家の離脱。
それでも、人種や性別に分け隔てのない社風同様、モータウンの音楽には分断した社会をひとつにする力があった。
やがて反戦などの社会的メッセージを含んだ革新的な楽曲も登場。キング牧師とも親交を深めたレーベルには、後にネルソン・マンデラやオバマ元大統領も敬意を表すことになる。

     20201123 メイキングオブモータウン1.jpg

MOTOWNが映画ビジネスに参入すべくLAに本社を移すまでの歴史や名曲誕生秘話を、創設者のゴーディが親友かつ戦友のスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら説き明かしていく。
関係者や著名人の回想や証言も交えた貴重なエピソードの数々。
引退を表明したゴーディが初めて語る創業一代記。


Berry Gordy語録の中から印象に残ったことば。
●もし時代についていかず革新を忘れたら 停滞する
 企業経営全般に通じる考え方ですね。
●最初の10秒が勝負
 プレゼン、初対面の営業などにも言えます。
●私の仕事は、人の力を最大限引き出すことだ
 マネジメント論、リーダー論で言われていることと同じです。

若いころのスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソンなどの姿、肉声が聴けて、音楽的に楽しめると同時に、経営論を学べたのは副次的な収穫でした。


ランキング参加中。ポチッと応援してくれたら、うれしいです!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。