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地獄花 [映画]

香林坊シネモンドで映画「地獄花」を観てきました。

  20191013 地獄花.jpg
     
1957年、日本、99分
原作:室生犀星「舌を噛み切った女」
監督:伊藤大輔
主演:鶴田浩二、京マチ子

日本初のビスタビジョン色彩映画作品。
平安朝末期の京都に近い湖北を舞台として、数奇な運命に巻き込まれた一人の女と、それを助ける男の愛の物語。
戦乱の世、野性的な美女とその魅力に惹きよせられる男たちとの愛憎を鮮烈なエロチシズムと豪快なスペクタクルで描く時代劇大作。

<あらすじ>
女の名はステ。ステは野盗の頭領、袴野に育てられ、その妻となっている。
そのステが袴野の留守に、別の野盗を率いる馬介に迫られてその舌を噛み切って死なせてしまう。その代わりにステは子を孕む。
怒った袴野のもとを去ったステは袴野の部下、勝の支援で無事出産した子どもを育てる。
そして二人は袴野の追及を逃れて新たな人生をめざして都へ上る。

「地獄花」は幽霊花とか死びと花とも言われる彼岸花のこと。

今回の上映は、「秋は金沢三文豪 三文豪道のススメ」という月間事業のうち、映画で楽しむ「金沢三文豪の世界」という企画のひとつでした。(他に、徳田秋聲の原作「あらくれ」と泉鏡花の原作「みだれ髪」も上映)

          20191013 三文豪道のススメ.jpg


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