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原田マハにハマっています [学ぶ・読む]

外出自粛なら読書が最適よね。

金沢市・市民大学講座の最終回で原田マハさんの文庫本を買って読んでから、次々と彼女の著作を読んでいます。

ハマるきっかけとなった、旅にまつわるエッセイ『フーテンのマハ』

  20191112 フーテンのマハ.jpg

マハさんと私の共通点。
旅好き、アート好き、映画が好き、食べることが好き。
読みながら一緒に各地を旅している気分になれた。

小説『本日は、お日柄もよく』

  20191226 本日は、お日柄もよく1.jpg

面白い。
正直言って、私は読書があまり得意でない。
にもかかわらず、マハさんのリアル感、躍動感あふれる文章は私の読む目を次の行、先のページへとグイグイと進ませてくれる。心地よいスピード感で。
話の中には読んでいても感動するスピーチがいくつも登場する。
それは「言葉のプロフェッショナル」「伝説のスピーチライター」久遠久美が書いたことになっているが、それを書いたマハさん、あなたこそが「言葉のプロフェッショナル」なのではないですか。

小説『まぐだら屋のマリア』

  20200111 まぐだら屋のマリア.jpg
  本を借りる玉川図書館のカフェにて

ちょっとミステリーっぽい展開にハラハラ。

次はマハさんの専門分野、アートを題材にした小説を読んでみようと、『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』

  20200207 ユニコーン.jpg

2013年7月に東京・乃木坂の国立新美術館で開催のフランス国立クリュニー中世美術館所蔵「貴婦人と一角獣展」で実物を見ましたが、タピスリーの迫力ある大きさ、図柄の精巧さに圧倒されました。
その一角獣(ユニコーン)のタピスリーにまつわる物語。

日本初、沖縄産アグリコール・ラム酒を造ろうと起業した女性、金城祐子さん(南大東島に本社を置くラム酒製造会社グレイスラムの代表取締役社長)をモデルに創作した小説『風のマジム』

  20200227 風のマジム.jpg
  マジムとは主人公の名前でもあり、沖縄の言葉で「真心」の意味
  
若い女性がラム酒造りに挑戦する実話のドキュメンタリー映画を観ているように、一行一行読み進めながら映像が目の前で展開するようなイキイキとした臨場感を感じました。

読み終えたばかりの小説『異邦人(いりびと)』

  20200313 異邦人.jpg
  
画商、美術館、画家といった登場人物たち、舞台は東京・銀座と京都とが交互に展開。
東日本大震災が起きた直後(原発事故発生後)の2011年の世の中の様子も描かれている。
終末に向かうほどスリリングな展開になり、背筋がゾクゾクっとする結末。

四か月間に6冊を読み終え、今はまた借りてきた一冊を読み始めた。
もうしばらくは原田マハにハマったままでいよう。


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