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哀悼 [思う]

今度はエリザベス女王の訃報。
敬愛する人が立て続けに亡くなってショック、喪失感が大きい。

9月8日。
昨夜寝る前に、女王の健康状態が悪化したため家族がスコットランドのバルモラル城に向かったとネットニュースに書いてあったので心配だったのですが…
今朝起きてテレビをつけたら亡くなったというニュースが流れていて呆然。

1926ー2022。
1952年2月6日に25才で女王となり、最初に謁見した首相がウィンストン・チャーチル。アメリカ大統領はアイゼンハワーだったとか。もう歴史の教科書ですね。
21歳の誕生日のラジオ演説で「私の生涯が長かろうと短かろうと、その全てを国のために捧げる」と宣言された、その誓いのとおり、亡くなる2日前にはバルモラル城で新首相を任命し、最期の日まで全うしました。
ただ、その時の写真を見て気になったのが、公式な行事にもかかわらず普段着の姿で、お顔が以前に比べて細くなりやつれて見えたこと。トラス首相と握手する右手の甲が紫色になっていてチアノーゼでは?と心配していたのです。

6月にご自身のプラチナ・ジュビリー(在位70年記念式典)を無事に終え、新首相を任命し、やり遂げたという思いで、ようやく体調の辛さと女王としての責務から自らを解き放たれたのかもしれません。
96歳の人生のうち70年間を国、国民、英連邦のために尽くし、まさしく生涯現役でした。敬服するのみです。

訃報が発表された直後、バッキンガム宮殿とウィンザー城に虹がかかったそうです。
天は女王をエジンバラ公のもとへいざなうかのように美しく大きな虹をかけてくれたのでしょう。

  20220909 エリザベス女王.JPG

写真は、イギリスで買ったエリザベス女王の80年を振り返るアルバムです。
赤ちゃんからの成長記録を見ながら、Scotch Whiskyのハイボールで死を悼むことにします。


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