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オーケストラ・アンサンブル金沢 金沢から未来へ [音楽・オペラ]

石川県立音楽堂 コンサートホールで、 オーケストラ・アンサンブル金沢 第453回定期公演フィルハーモニー・シリーズ「ライジングスター亀井聖矢登場 金沢から未来へ」を聴いてきました。

 20220317 OEK亀井聖矢ピアノ.jpg
(SS席 1階席13列14番 マイチョイスで2割引4800円)

<プログラム> 上演2時間強 ※同じプログラムで3月23日にサントリーホールで東京公演
杉山洋一 揺籃歌(自画像II)—オーケストラのための (2021年度OEK委嘱作品、世界初演)
 出だしから続く不協和音のような旋律に若干の違和感を覚えつつ途中からは安心して聴けました。
 クラシックとは異なり、現代音楽は何の先入観もなく聴くので最初の印象が大事です。
 作曲の杉山氏は、2021-2022のOEKのコンポーザー・オブ・ザ・イヤー。
 好き嫌いは別として、こういう世界初演作品を聴けるのもOEKの地元ならでは。

ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 全3楽章
 ピアノは亀井聖矢(かめいまさや)くん。
 2001年生まれ。先月の牛田智大くんに続き成長途上の若手ピアニストの演奏が聴きたくて。
 テレビでは何度か聴いたことがありましたが、素晴らしい。光線が放射されているようでした。
 今度はソロのリサイタルでたっぷりと堪能したいです。
<アンコール>
ショパン 24の前奏曲 作品28より 第15番 変ニ長調「雨だれ」

メンデルスゾーン 交響曲 第3番 ホ短調 作品56 「スコットランド」 全4楽章
 ドイツの作曲家メンデルスゾーン(1809-1847)は、1829年、20才の年に、当時のヨーロッパの上流階級に定着していた、裕福な家庭の若者がヨーロッパを巡る大旅行に両親の勧めに従って出かけた。
 英国スコットランドのエディンバラでは女王の公邸・ホリールード宮殿を訪れた際、スコットランド交響曲の始まりを思いついたものの、いったん棚上げされ、12年経過した1841年夏にようやく本格的に作曲が再開されて完成した作品。
 1842年、イギリスを訪れた際、ヴィクトリア女王に献呈した。
<アンコール>
バッハ 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068 より エア

OEKの常任客演指揮者である川瀬賢太郎さんの躍動感ある指揮も小気味よく、アンコールもたっぷり聴けた充実のコンサートでした。


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