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希林さんといっしょに。 [学ぶ・読む]

映画監督の是枝裕和さんが女優の樹木希林と対談、インタビューしたものを収録した本『希林さんといっしょに。』を読みました。

     20200123 希林さんといっしょに。.jpg

2007年に是枝監督が希林さんに初めて出会ってから、2018年に希林さんが亡くなるまでの足かけ12年の記録。
希林さんの「演じること」に関する言葉にフォーカスした内容。

彼女がまだ悠木千帆だった時代のテレビドラマ「寺内貫太郎一家」でのおばあちゃん役(沢田研二のポスターを見ながら腰を振り「ジュリー~!」と叫ぶのが目玉)や「ムー一族」(郷ひろみと一緒にコミカルなダンスで「林檎殺人事件」を歌う)に始まり、樹木希林と名前を変えたあと、最近はよく出演映画を観てきました。
晩年は主役を演じるようになりました。(「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」「あん」「わが母の記」など)
それぞれの役が希林さんの多面性の一つひとつのように、どの役もまるで本人のようにしっくり。

実はこの本、図書館に本を返却に行った際、書棚の「今日帰ってきた本」のコーナーに置かれているのを偶然に見つけて借りてきたのです。
ひょっとして、希林さんに「あなた、読みなさい」と呼びかけられたのかもしれませんね。


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金沢学 2020年1月講座「明治・大正・昭和の日本画からみる金沢の美術」 [学ぶ・読む]

今月の市民公開講座「金沢学」のテーマは「明治・大正・昭和の日本画からみる金沢の美術」
講師は、石川県立美術館普及課担当課長 前多武志氏。

 金沢学1月.jpg   
 (北國新聞の記事)

(1)そもそも「日本画」とは
 ●いつ? ⇒明治以後、油絵具を使う油絵(西洋画)に対して言われた
 ●材料と技法 ⇒絹や紙などに毛筆を使って岩絵具(顔料)や墨で描いた
 ●日本画誕生の立役者=フェノロサ、岡倉天心(東京美術学校の設立、日本美術を紹介)
 ●絵画の変遷
  飛鳥~白鳳時代(6~7世紀):仏教絵画の開花
  天平時代(7~8世紀):天平絵画
  平安前期(8世紀):密教絵画の全盛
  平安中・後期(10~11世紀):浄土教絵画の流行(来迎図など)
  平安中・後期(10~12世紀):やまと絵の成立(源氏物語絵巻など)
  鎌倉・南北朝時代(12~14世紀):肖像画の時代(伝 源頼朝像など)
  室町時代(15~16世紀):中国禅宗文化、禅画・水墨画の興隆(雪舟など)
  桃山、江戸初期(16~17世紀):金碧障壁画の成立(狩野永徳など)
  江戸前期(17世紀):狩野派の全盛、琳派の誕生、浮世絵の誕生
  江戸中・後期(17~18世紀):狩野派の全盛、琳派の興隆、文人画・写生画の流行
  江戸末期~明治初期(18世紀):明治維新→西洋文物の移入。「日本画」という概念

(2)石川県近代日本画の二本柱
 ①工業学校(現 県立工業高校)と東京美術学校とのパイプ ※官(行政)主導型
  金沢区工業学校は、明治22年に東京美術学校に先駆けて開校。
  卒業生が東京美術学校に進学・卒業後、工業学校に赴任するという循環もあった。  
 ②京都画壇と画家のつながり ※草の根的

(3)石川県現代日本画の二本柱
 ①「現代美術展」の開催
  戦後2か月後に第1回開催の驚異
 ②金沢美術工芸専門学校(現 金沢美術工芸大学)の開校

という内容でのお話でした。

目から鱗だったのは、今まで意識せずに「日本画」と呼んでいましたが、明治以後に西洋画と区別して使われるようになった用語だということ。


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タグ:日本画 美術
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ほめ言葉のシャワー [学ぶ・読む]

先日、武蔵町にあるギャラリーショップ&カフェ Cony's Eyeで見つけた小さな冊子。

  『ほめ言葉のシャワー』(編・著:水野スウ/中西万依)
  20200111 ほめ言葉のシャワー1.jpg

 あなたといると楽しいな     あなたの発想っておもしろいなぁ
     それ、センスいいね     あなただと なんか安心して話せるなぁ
   よく気ぃつく人やわ     今日一緒に過ごせてうれしかった

手にとってページをめくる度に出てくる"ほめ言葉"
ついつい次のページ、さらに次のページとめくってしまいます、別のほめ言葉を求めて。
ほっこりとした気持ちになり口元が緩んだり、ジーンと胸に響いたり、一つひとつに言葉のパワーを感じます。

心の病気を体験した人たちの居場所であり、食事もできるクッキングハウスというレストランを始めた松浦幸子さんの発案であるコミュニケーション・ワークショップ「ほめ言葉のシャワー」

まず、ワークショップの参加者に小さな折り紙を渡し、一枚にひとつずつ、ほめ言葉を書いてもらう。
書いたら紙を半分に折って全員分をカゴの中に入れてよく混ぜる。
そこから一人ずつ順番に紙を取り出す。
手に取った紙を広げると、他の誰かが書いたほめ言葉が届く。
代わりに、自分が書いたほめ言葉は誰かのもとへ。
二人一組のペアになり、お互いに相手に心をこめて自分の手元にある言葉を贈り合う。

  「あなたが あなたに贈りたい ほめ言葉はなんですか?」
  20200111 ほめ言葉のシャワー2.jpg

海外で見知らぬ人から通りがかりに「あなたの服、素敵ね」と声をかけられた時はすごくうれしかった。
「いろんなこと、よく知ってるね」と言われるのもうれしい。

おすそ分けしてもらった「ほめ言葉のシャワー」を私もおすそ分けします。


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金沢学 2019年12月講座「加賀藩の御救 ~『福祉』以前の災害復興~」 [学ぶ・読む]

今月の市民公開講座「金沢学」のテーマは「加賀藩の御救(おすくい) ~『福祉』以前の災害復興~」
講師は、金沢大学准教授の丸本由美子氏(専門は日本法制史)

 金沢学12月.jpg     
 (北國新聞の記事)

講義メモ。骨子は次のとおり。
1.はじめに -前近代の「福祉」的システム概説
(1)そもそも「福祉」とは?
  1)現代の用法
   「福祉」を名称に持つ法令:「対象者の「しあわせ」のための公的機関の関わり方」を
                規定するもの
  2)過去の用法
   どちらの漢字も「さいわい」を意味し、熟語でも「幸福」を意味する
  3)「福祉」の意味合いの変遷
   「幸せ」一般:抽象的、概念的、指標や実現のための手段はない
   ⇒法や社会を土台とした「幸せ」:具体的、法規範の存在

 人的集団のあり方に応じて弱者への扶助は行われる=その時代の人びとの工夫の積み重ね

(2)前近代の扶助
  1)前近代において特別な生活支援が図られた人々
   鰥寡(かんか)孤独=配偶者に先立たれた男女、親の無い子ども、老いて身寄りの無い者
   災害被災者
  2)一般的な支援の中身
   衣料・食料・建築資材等の貸与・給付、施設への収容、税の減免
  3)主な実施主体
   時代による変遷:組織→個人、公的事業→ボランティア

2.加賀藩で行われた御救(おすくい)・救恤(きゅうじゅつ)の事例
  *救恤とは、困っている人に見舞いの金品などを与えて救うこと
(1)代表的な政策
  米などの食料の貸与・給付、公共事業による雇用創出(御救普請ふしん)、年貢減免、
  頼る相手がいない者を収容・療養(非人ひにん小屋、御救小屋)、除雪補助 など

  現代とあまり内容が変わらないのが興味深い

(2)修正の上、長期間継続して運用された困窮者対策=施設収容
  1)非人小屋の設置と維持の理由
   農作物の不作(食糧不足)→都市部へ人が流れる(困窮者が移動)
   →治安の悪化(乞食の増加)→迷惑行為を防止するため、収容施設(小屋)を設置
  2)御救小屋の設置
   非人小屋が恒常的施設であるのに対し、地震等の災害被害救済のための緊急避難施設   
  3)修正の背景 -「非人」概念の変化
   非人とは、賤民(人非)つまり身分⇒貧民(乞食)つまり状態を指す

おわりに:
●現代的な「福祉」が定着する以前の困窮者対策=御救・救恤の特色
 御上等の哀れみと慈しみによって「下賜」される(=必ずしも与えられるとは限らない)
●加賀藩の困窮者扶助の先進性
 早期の施設による困窮者対策を実施
 ⇒困窮者を活かし、藩の生産力と治安を維持するための施設であったが、時宜に応じた
  修正・工夫を加えたことで枠組みが約200年生き延びたのが最大の特色

【おまけ】
市民公開講座「金沢学」の11月は第15回金沢検定の受検でした。

     20191104 金沢検定合格証.jpg
     無事に初級合格!

思い起こせば、検定の初回にも受検。(会社ぐるみで)
しかし何の対策もせず、なんてことないだろうと自然体で受けたところ玉砕した次第。
今回はその轍を踏まないように参考書を読み、予想問題集に目を通し、新聞記事に注意を払い、市内各所に出かけて目で見て学習。

合格ライン80点のところ93点で合格しました。


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タグ:金沢 検定
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金沢学 2019年10月講座「第九師団司令部と『軍都』金沢」 [学ぶ・読む]

今月の市民公開講座「金沢学」のテーマは「第九師団司令部と『軍都』金沢 ~東京国立近代美術館工芸館の魅力~」
講師は、金沢星稜大学教授の本康宏史氏。

東京の北の丸公園(竹橋)にある東京国立近代美術館工芸館が、2020年夏に金沢に移転開館します。(通称:国立工芸館)
国の登録有形文化財に指定されている旧陸軍の第九師団司令部庁舎と金沢偕行社の建物を、現在の場所(石川県立能楽堂の敷地)から本多の森公園(石川県立美術館と歴史博物館の間の敷地)へ移築・活用し、10月末に完成する予定です。

     20161030 東京国立近代美術館工芸館.jpg
     現在の工芸館の建物は旧近衛師団司令部庁舎

第九師団司令部庁舎は、現在の金沢城公園の二の丸広場(かつて私も通った金沢大学法・文学部の校舎があったところ)に、明治31年(1898年)に設置された。

 ※師団とは、戦争するための遂行能力を保有する最小の単位。
  その下には、旅団、連隊という部隊がある。

今も金沢城公園に残る旧歩兵第六旅団司令部庁舎の明治建築。
  20191013 金沢城公園2.jpg

師団の設置の第一段階では、東京の第一師団に始まり、仙台・名古屋・大阪・広島・熊本という関東・東北・中部・近畿・中国・九州の各地域ブロックから選定され、日清戦争後、日露戦争に向けて第二段階として設置されたのが、旭川・弘前・金沢(第九)・姫路・善通寺・小倉。日露戦争後は、京都・高田・豊橋・久留米・宇都宮・岡山という順に設置された。

最後に話された、軍隊と町・市民生活との関わりについての説明が興味深かった。
かつて軍隊に雨合羽を供給していたテント店や、出征前に兵士の家族が宿泊した安宿などが城下の尾張町界隈に残ったように、軍がいると町が経済的に潤い、必要とされていた。

  金沢学10月.jpg
  (北國新聞の記事)


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タグ:歴史 金沢
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金沢学 2019年9月講座「泉鏡花、新資料をひもとく」 [学ぶ・読む]

今月の市民公開講座「金沢学」のテーマは「泉鏡花、新資料をひもとく」
講師は、泉鏡花記念館長・金沢学院大学長の秋山稔氏。

本年2019年は、泉鏡花の没後80年、そして記念館の開館20年という記念年。

最近の話題として、金沢を舞台にした唯一の戯曲「お忍び」原稿を入手したことや、「日本橋」の自筆原稿が発見されたことなどが紹介された。

また、鏡花は師の尾崎紅葉から「俳諧は実に観察が鋭く、寸句で非常に力の強い云ひ廻しをする。之は小説家としても学ぶべしで、移して以て文章を練るに適す」と言われたことにより俳句の研究を始めた。
そして、小説を書く前に、小説の世界を凝縮した俳句をつくり、そこから創作へと膨らませていったのではないかという解釈があった。

金沢学9月.jpg
(北國新聞の記事)


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タグ:文学 泉鏡花
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水木しげるの泉鏡花伝 [学ぶ・読む]

先日の泉鏡花記念館でのナイトギャラリートーク後の読書、パート2。

今年は鏡花没後80年(1939年9月7日死去)

先日も東京で、シネマ歌舞伎『天守物語』を観たところ。昨年は『海神別荘』も。

金沢出身の作家だということは知っていても、実際に著作を読んだことはなく、本人についても知っているようで知らない。

ということで、『水木しげるの泉鏡花伝』(監修:秋山稔 泉鏡花記念館館長)というマンガを読みました。

20190811 水木しげるの泉鏡花伝.jpg

少年時代から尾崎紅葉への弟子入りをめざして上京、作家デビュー、妻となるすずとの出会い、紅葉との別れ、転地療養、明治から大正へ、晩年、そして亡くなるまでが描かれています。
途中、鏡花作品『黒猫』と『高野聖』も挿入されていて、あっという間に読めました。

次は、小説を読むことにしましょう。


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お伽草子 [学ぶ・読む]

先日の泉鏡花記念館でのナイトギャラリートークのあと、早速、図書館で関連の本を借りてきました。

20190811 お伽草子.jpg

一冊目は、トーク講師の徳田和夫氏の著、岩波書店セミナーブックス・セレクション 古典講読『お伽草子』

以下、読書メモ。

【第一講】
●14世紀から17世紀のあいだに誕生し、当時の公家や武家はもちろん、比較的経済力のある庶民にもよまれるようになった物語群。"おとぎばなし"と混同されるが異なるもの
「伽(とぎ)」は、人々が何もすることがない時に語り合うことや、同じ目的で寄り集まること(お通夜のことを夜伽ともいいますね)
●短編。物語文学であり、同時に説話性が濃い。絵入り物語
●絵巻と冊子本がある
●室町時代は非常に活発な経済あるいは流通が行われていた。
 特に、宗教者や芸能者たちは、地方から都へ、都から地方へと文化を伝播させ、また物語を持ち運んでいくという役割を果たしていた。連歌師もその一部
●黙読よりも朗読したほうがより理解しやすい文体
【第二講】『小男の草子』を読む
【第三講】『弁慶物語』を読む

お伽草子についての理解をつけたところで、あと二冊で実際に物語をいくつか読んでみました。

くもんのまんが古典文学館『お伽草子』
 『鉢かづき』『酒吞童子』『熊野の本地』『物くさ太郎』『木幡きつね』

21世紀によむ日本の古典『お伽草子』(西本鶏介著)
 『文正草子』『鉢かづき』『唐糸草子』『木幡狐』『ものくさ太郎』『一寸法師』『浦島太郎』『酒吞童子』

改めて読んでみて面白かったし、特にマンガで読むと読みやすかった。
知っているようで知らなかった、しっかりとは覚えていなかった、そもそも読んでいなかった話ばかり。


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タグ:お伽草子
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もっと知ろう 谷口吉郎 [学ぶ・読む]

金沢ふるさと偉人館と玉川図書館とのコラボ事業「もっと知ろう 谷口吉郎」に参加しました。

20190803 金沢ふるさと偉人館1.jpg
8月3日(土)13:30~15:00(参加無料、定員20名先着順)

先日、玉川図書館に本を借りに行った際、チラシを見つけてその場で申し込みました。

<プログラム>
1見る 企画展鑑賞「谷口吉郎 文学碑散歩」
2聞く ふるさと偉人館の学芸員による企画展解説と作品紹介
3借りる 出張玉川図書館による関連本の貸出

建築家、谷口吉郎さんは金沢生まれ。
東宮御所、東京国立博物館東洋館、東京国立近代美術館本館、金沢では石川県伝統産業工芸館などを設計。
同じく建築家の息子の吉生さんは金沢の鈴木大拙館、東京の国立博物館法隆寺宝物館、NYのMoMA新館、最近ではGINZA SIXなどを設計。

その親子の名前を冠した谷口吉郎・吉生記念金沢建築館が先日(7月26日)にオープンしたばかりですが、それを記念して金沢ふるさと偉人館では常設展示で企画展「谷口吉郎 文学碑散歩」を開催(7月26日~11月24日)、二人が共同設計した玉川図書館の館内では谷口親子の経歴や建物の解説パネルの展示(7月26日~8月25日)が行われています。

谷口吉郎さんは建物だけでなく、数多くの文学碑や記念碑・墓碑も設計しているのはあまり知られていません。(もちろん、私も今回はじめて知りました)
金沢では徳田秋聲文学碑(日本最初の文学碑)と室生犀星文学碑、青森県の十和田記念碑や九州の北原白秋歌碑など、全国各地にあり、文学碑という新しいジャンルを確立したと言われています。

文筆も平易な表現で、企画展の文学碑・記念碑の解説文として、谷口吉郎氏ご本人の著作から引用された文章で紹介されています。

20190803 金沢ふるさと偉人館2.jpg
水槽の熱帯魚が涼しげなロビー


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タグ:文学碑 建築
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ビートルズ大学 「ビートルズの歩み」速習講座 [学ぶ・読む]

金沢大学オープンアカデミー「ビートルズ大学」が開校しました。

20190803 ビートルズ大学2.jpg

金沢市出身の音楽評論家、宮永正隆さんが学長。

朝起きて日課のスマホでのニュース(dメニュー)チェック。
地域のニュースで開校が紹介されていたので、サイトにアクセスしたところ、今日が開講日。

第1講は「ビートルズの歩み」
知ってるようで知らないビートルズのことをダイジェストで学ぶにはもってこい。
早速ネットで申し込みました。

  20190803 ビートルズ大学1.jpg

1962年にレコードデビューしてすぐに人気を獲得、絶頂期を駆け抜け、1970年に解散。
たった6年で、外見も音楽も劇的に変化を遂げたビートルズ。
彼らが活躍した期間を3期に分けて解説。そして、曲を視聴。

前期:彼らは「歴史家」
ビートルズはリーダーがいないバンド。
それまでのリードボーカルとバックバンドというスタイルとは異なり、全員が歌い、ボーカルのほか、作詞作曲、プレーヤーとしてもすべて一流であり、等身大の姿を見せた。
 ①デビュー曲 Love me do
 ②最初のNo1ヒット曲 Please Please me
 ③「Royal Variety Performance」で女王陛下の前で演奏した曲 From me to you
 ④She loves you
 ⑤I want to hold your hand

中期:キーワードは「サイケデリック」
コンサート活動を止め、スタジオ期に。
他者が真似をしようとすると全く違うことをし、度胆を抜くことをやる。
全員ヒゲをはやしていた時期も。
 ⑥ドラッグのトリップ感満載 A day in the Life

後期:ドラッグから卒業し、原点回帰へ。
1969年1月"Get Back"プロジェクトが人前での最後のコンサート。
1969年8月8日に有名なAbbey Roadの横断歩道を渡る写真撮影が行われた。

教室内には宮永学長の私物、貴重なビートルズ資料のお宝が展示されていました。

20190803 ビートルズ大学3.jpg
     20190803 ビートルズ大学4.jpg

土・日・祝の朝9:15~夕方17:15まで1講義50分(2160円)で受講可能。
場所は金沢駅西口から徒歩3分(毎日新聞北陸ビル3階)の金沢大学 金沢駅前サテライト(駅前ハナレ)

20190803 金沢大学駅前サテライト.jpg

金沢大学では他にサテライト・プラザ(町中、西町)も設け、公開講座やe講座も開講しています。
やはり大学は地域に開かれ、住民に近い存在でないとね。

第1講の締めの言葉は「You ain't heard nothing yet!」
お楽しみはこれから♪


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