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"樹木希林"を生きる [映画]

香林坊シネモンドで映画「"樹木希林"を生きる」を観てきました。

     20191013 樹木希林を生きる.jpg
     
2019年、日本、108分
監督:木寺一孝

全身ガンに侵され、2018年9月15日に75歳で亡くなった女優・樹木希林さんの最後の日々を追ったドキュメンタリー。
初めて長期密着取材し、2018年9月26日に放送されたNHKの同名ドキュメンタリー番組に未公開映像を加えて再編集した映画。

4本(「モリのいる場所」「万引き家族」「日日是好日」「命みじかし、恋せよ乙女」)の映画撮影に密着した取材を通して映しだされる、さまざまな“樹木希林”としての姿。
撮影現場に向かう自らが運転する車中での監督兼カメラマンとの会話や楽屋などでのインタビューを通して語られる樹木さんの考え方、垣間見る生きざま。
その潔さ、真っ直ぐさ、芯の強さ、しなやかさ。
自らの人生の畳み方、身の引き方を冷静に考え、実行に移す勇気。

歯に衣着せぬ物言いでありながら、周囲に対し細やかな心遣いをし、ユーモアにあふれている。

インタビューでは必要以上には語らず、こう一言。
「あとは、じぶんで考えてよ」

希林さんになぜか魅かれるのは、自分のありのままを大事にしながら、他者との距離をキチンと保ってバランスよく律しているからかも。


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地獄花 [映画]

香林坊シネモンドで映画「地獄花」を観てきました。

  20191013 地獄花.jpg
     
1957年、日本、99分
原作:室生犀星「舌を噛み切った女」
監督:伊藤大輔
主演:鶴田浩二、京マチ子

日本初のビスタビジョン色彩映画作品。
平安朝末期の京都に近い湖北を舞台として、数奇な運命に巻き込まれた一人の女と、それを助ける男の愛の物語。
戦乱の世、野性的な美女とその魅力に惹きよせられる男たちとの愛憎を鮮烈なエロチシズムと豪快なスペクタクルで描く時代劇大作。

<あらすじ>
女の名はステ。ステは野盗の頭領、袴野に育てられ、その妻となっている。
そのステが袴野の留守に、別の野盗を率いる馬介に迫られてその舌を噛み切って死なせてしまう。その代わりにステは子を孕む。
怒った袴野のもとを去ったステは袴野の部下、勝の支援で無事出産した子どもを育てる。
そして二人は袴野の追及を逃れて新たな人生をめざして都へ上る。

「地獄花」は幽霊花とか死びと花とも言われる彼岸花のこと。

今回の上映は、「秋は金沢三文豪 三文豪道のススメ」という月間事業のうち、映画で楽しむ「金沢三文豪の世界」という企画のひとつでした。(他に、徳田秋聲の原作「あらくれ」と泉鏡花の原作「みだれ髪」も上映)

          20191013 三文豪道のススメ.jpg


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台風19号来襲 [日記]

まったく喜ばしくないことですが、今年は台風の当たり年となったような。
それとも根本的に地球の気候変動が進行している影響か。

9月上旬の15号、ほぼ二週間後に17号、そして今回の19号と、大型の台風が日本に上陸。
直接被害を受けた地域にとっては、復旧しかけたところに次の被害、ということで心身の疲労や経済的な損害も大きいものと心が痛みます。

北陸エリアは今夕からが最接近で雨風のピーク。

     20191012 台風19号.jpg
     窓ガラスにもバチバチと大粒の雨が当たっています

実は明日13日の朝出発の北陸新幹線で3か月ぶりに東京へ遊びに行く予定でしたが、運休が決定したため今朝、旅行パックをキャンセルし、翌週末に予約を取り直しました。
早く天気が回復し、平常の生活となりますように。
安全第一。
無事であることのありがたさ。


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タグ:台風
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金沢学 2019年10月講座「第九師団司令部と『軍都』金沢」 [学ぶ・読む]

今月の市民公開講座「金沢学」のテーマは「第九師団司令部と『軍都』金沢 ~東京国立近代美術館工芸館の魅力~」
講師は、金沢星稜大学教授の本康宏史氏。

東京の北の丸公園(竹橋)にある東京国立近代美術館工芸館が、2020年夏に金沢に移転開館します。(通称:国立工芸館)
国の登録有形文化財に指定されている旧陸軍の第九師団司令部庁舎と金沢偕行社の建物を、現在の場所(石川県立能楽堂の敷地)から本多の森公園(石川県立美術館と歴史博物館の間の敷地)へ移築・活用し、10月末に完成する予定です。

     20161030 東京国立近代美術館工芸館.jpg
     現在の工芸館の建物は旧近衛師団司令部庁舎

第九師団司令部庁舎は、現在の金沢城公園の二の丸広場(かつて私も通った金沢大学法・文学部の校舎があったところ)に、明治31年(1898年)に設置された。

 ※師団とは、戦争するための遂行能力を保有する最小の単位。
  その下には、旅団、連隊という部隊がある。

今も金沢城公園に残る旧歩兵第六旅団司令部庁舎の明治建築。
  20191013 金沢城公園2.jpg

師団の設置の第一段階では、東京の第一師団に始まり、仙台・名古屋・大阪・広島・熊本という関東・東北・中部・近畿・中国・九州の各地域ブロックから選定され、日清戦争後、日露戦争に向けて第二段階として設置されたのが、旭川・弘前・金沢(第九)・姫路・善通寺・小倉。日露戦争後は、京都・高田・豊橋・久留米・宇都宮・岡山という順に設置された。

最後に話された、軍隊と町・市民生活との関わりについての説明が興味深かった。
かつて軍隊に雨合羽を供給していたテント店や、出征前に兵士の家族が宿泊した安宿などが城下の尾張町界隈に残ったように、軍がいると町が経済的に潤い、必要とされていた。

  金沢学10月.jpg
  (北國新聞の記事)


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タグ:歴史 金沢
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近江町市場 大行燈まつり [金沢 観る・遊ぶ]

金沢市民の台所、近江町市場。

日中は観光客も含めて混雑。
私は人気(ひとけ)がなくなった夜に通り抜ける。

  20191010 近江町市場大行燈まつり1.jpg

なんだかいつもと雰囲気が違うぞ、と思ったら店先に絵を描いた行燈が提げられています。
今日から「大行燈まつり」が始まったそうです。
  
  20191010 近江町市場大行燈まつり2.jpg

  世界の食品ダイヤモンド
  20191010 近江町市場大行燈まつり3.jpg
  エスニック料理が珍しかった30年ほど前、ココナッツミルクなどを買いに行っていました

  店主を描いた行燈もあります。
  20191010 近江町市場大行燈まつり4.jpg

  冷蔵庫協同組合、場所柄ですねぇ。
  20191010 近江町市場大行燈まつり5.jpg

  20191010 近江町市場大行燈まつり6.jpg


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2019年度 金沢市市民大学講座 第3回「新しい自分を生きる」 [トークショー・講演会]

金沢市の市民大学講座「人生100年時代の学び ~人づくり 地域づくり 夢づくり~」

  20191010 市民大学講座 鈴木明子.jpg

第3回の講師は、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さん
演題は「新しい自分を生きる ~ひとつひとつ、少しずつ~

【聴講メモ】
●不器用なので、できるようになるのに時間がかかる
 できない自分に「才能がないなぁ」と自分自身の可能性にフタを閉めていた
 母は「あなたは必ずできるから、倍練習すれば」と可能性のフタを開けたままにしてくれた
 ⇒時間がかかる。その代わり、できた時の喜びが大きい

●過去にしがみついていた自分
 拒食症になる前に戻りたいけど戻れない
 ⇒発想の転換:過去は変えられない。無駄なことは何もない。未来は変えられる!

●バンクーバー・オリンピックが終わり、年齢的に次のオリンピックはないと思っていた
 コーチが「まだやりたいと覚悟があるなら応援するよ」という言葉
 ソチ・オリンピックに出よう!と腹をくくったらモチベーションが上がった
 ⇒「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」

健康でないと何もできない
 花が咲かないなら、栄養を得てしっかり根を張りなさい。そうすれば花が咲く


講演(話す)仕事をはじめて引き受けたとき、まったく自信がなかったとのことですが、今回の講演ではピッタリ所定の時間で話し終えて堂々とステージを去っていきました。


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タグ:講演会
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習慣 [日記]

東京で生活していた時はほぼ毎日通っていたスターバックスコーヒー。

金沢暮らし3か月、コーヒー豆を買いに入ったことはあったけど、今日は久しぶりに映画鑑賞の前に店内で飲食しました。

  20191008 スターバックス.jpg
  5層のブルーベリーヨーグルトクランブル

そして東京にいる時は8時ごろに起きて、勤務先ビルに入っているストアでドリップコーヒーを買ってギリギリ出社していた私が、今は一時間早く起床し、さらに9月からはコーヒーを淹れてマイボトルを会社に持参するようになりました。
変われば変わるもの。

今日は金沢駅百番街Rinto(リント)に入っているKALDIに立ち寄ったら、10月1日が「コーヒーの日」ということでスペシャルバッグが売られていたのでゲット。

     キリンさ~ん♪
     20191009 KALDI.jpg

コーヒー豆のストックが切れていたことも理由だけど、ハッキリ言ってジャケット買い。
 

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タグ:コーヒー
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おでん高砂 [金沢 食べる・飲む]

少しずつ朝晩が肌寒く感じるようになってきました。

映画を見終わって(香林坊東急スクエア)外に出たら、おでんの菊一はシャッターが降りていた。では高砂は?と行ってみたら列がない。行ける!

     20191008 おでん高砂1.jpg

最近は、「金沢おでん」が人気で、お店の前に観光客が並んでいて入れない状態だったけど、平日夜は入れるみたい。

カウンターの鍋前に座って注文。大根、梅貝(バイガイ)、牛スジ、銀杏。

  20191008 おでん高砂2.jpg
  生ビール1杯と合わせて2300円なり

店主は代替わりしましたが、久しぶりに美味しくいただきました。ほっこり。

これから冬に向けて温かいおでんがますます美味しくなる季節。
また行こう。
  

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タグ:おでん
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ブルーノート・レコード ジャズを超えて [映画]

香林坊シネモンドで映画「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」を観てきました。

  20191008 blue note.jpg
     
原題:Blue Note Records: Beyond the Notes
2018年、スイス・アメリカ・イギリス合作、英語、85分
監督:ソフィー・フーバー

出演:ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ノラ・ジョーンズ、
   ロバート・グラスパー、ドン・ウォズ、ケンドリック・ラマー    ほか

マイルス・デイヴィスからノラ・ジョーンズまで、80年にわたりジャズをリードし続けるジャズレーベル「ブルーノート・レコード」設立80周年を記念して製作されたドキュメンタリー。

第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住したジャズ・ファンだった二人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフが1939年にニューヨークで立ち上げた小さなレコード会社「ブルーノート・レコード」。

歴代アーティストや関係者たちの証言やレジェンド奏者のスペシャルセッションの模様など、ジャズの音楽に浸った一時間半。

大学留学時代に、せっかくアメリカに来たんだから専門とは関係なく"アメリカらしい"授業を取ろうとJazzのクラスを受講しました。
音楽を聴きながら、ラグタイムに始まるジャズの歴史、トランペットのルイ・アームストロングやピアニストのセロニアス・モンクなどの演奏家を学んだ授業でした。
あらためて学び直したいこと沢山ありすぎます。


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みんなの思い出黒板アート [金沢 スナップショット]

金沢駅もてなしドーム地下広場に黒板アートが展示されています。

  20191003 黒板アート1.jpg
  (10月2日~10月8日展示)

「みんなの思い出 黒板アート」という、閉校になった小学校の黒板に絵を描き、街角で展示する金沢市の企画だそうです。

その今年度第1弾が、2016年に閉校した旧市立材木町小学校の黒板3枚(1枚は高さ1.2m×幅3.6m)に金沢美術工芸大大学院1年(絵画専攻)の三人が描いたこの作品。

加賀藩が栄えた江戸時代から現代まで、金沢で暮らす人々を描いたものです。

藩政 20191003 黒板アート2.jpg
昭和 20191003 黒板アート3.jpg
令和 20191003 黒板アート4.jpg


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