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春の陽射し [日記]

きのう、今日と、2月の金沢とは思えない晴天。

  20200224 ホテルトラスティ1.jpg
  ランチを食べたホテルのラウンジカフェ

テラス席に座るにはまだ肌寒いし、花粉飛散が怖いので屋内のテーブルでしたが、外の陽射しが眩しく感じるくらい。

1月下旬から始まった新型コロナウイルスの感染騒ぎ。
ついに石川県でも感染者が発生し、今日は四人になりました。
不要不急の外出は控えるようにとも言われていますが、閉じこもっているのもイヤだし、今日も映画館、デパート、コンサート会場へと出かけました。
花粉症対策もありマスク着用で。

ランチ後、ピアノ・コンサートを聴きに行ったホールロビーに射し込む光も強く、影が濃い。

  20200224 牛田智大ピアノ3.jpg
  鏡面になっている天井を撮影(私も映っています)

春の陽気ということで、室内に飾る花も明るい黄色を選んでみました。

  20200222 キルタンサス&カーネーション.jpg
  母の部屋はヒガンバナ科のキルタンサス。私の部屋は赤い斑入りのカーネーション

【おまけ】
コンサートで出かけた北國新聞赤羽ホールのロビーでの浅川マキ没後10年写真展『灯ともし頃(後期)』は、光と影という感じでした。

          20200215 浅川マキ灯ともし頃.jpg


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牛田智大 ピアノ・リサイタル [音楽・オペラ]

北國新聞 赤羽ホールで「牛田智大(ともはる) ピアノ・リサイタル」を聴いてきました。

     20200224 牛田智大ピアノ1.jpg
     (1階席4列19番 4200円)

     演奏プログラム
     20200224 牛田智大ピアノ2.jpg

リサイタルの場合、演奏家が一人なので、演奏家自身が曲紹介をする場合もあれば、まったく声を発することなく終始演奏のみという場合もあります。
今回は、開始時とアンコールの前に牛田くんからプログラムについての解説がありました。
若干20歳だというのに落ち着いた話し方。
小さい頃から人前に出たり、場数を踏むことで慣れるのかしら。
最近の若い演奏家さんたちは話も上手で感心してしまいます。

彼いわく、バッハとショパンは生きた時代は異なるけれども、作曲の面では共通点が多いとのこと。
また、1曲目はバッハの「イタリア協奏曲」、最後にショパンの「舟歌」と、二人のイタリアへの憧れを反映した曲を対比させる構成にしたとのことです。
アンコール曲はショパンの「子犬のワルツ」
これは、2曲目の「華麗なる円舞曲」が別名「猫のワルツ」と呼ばれているのに対応した選曲。

  20200224 牛田智大ピアノ3.jpg

舞台に向かってやや右寄りの席だったので、演奏する手元は見えませんでしたが、牛田くんの可愛い顔をはっきり見ることができました。(あら、オバチャン発言、失礼しました、、)
彼の演奏中の姿勢は背筋が伸びていて好感が持てましたが、(若手演奏家に見られる傾向ですが)目を閉じて眉間にシワを寄せて苦悩しているような表情もしくは陶酔しているかのような表情はあまり好ましいと思いませんでした。
できれば淡々と弾いてもらったほうが、聴き手がニュートラルに曲を感じられるような気がします。
(個人的な意見です)

最近は若い演奏家のリサイタルを続けて聴いています。(ピアノの藤田真央、金子三勇士、上原ひろみ、反田恭平、サックスの上野耕平など)
名付けて"青田買い鑑賞"。
チケットが安いうちに聴いておこうというのもあるけど、若手演奏家を応援してあげたい気持ち。


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タグ:ピアノ
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人間国宝 十四代 今泉今右衛門展 [アート&デザイン]

香林坊大和(8階ホール)で「人間国宝 十四代 今泉今右衛門展」を観てきました。

     20200224 今泉今右衛門展.jpg

鍋島藩の御用窯として将軍家や宮家への献上品や幕府大名への贈答品とされた鍋島焼。
その品格ある作風は私の好きな焼き物の一つです。

十四代(当代)今右衛門さんは、色絵磁器の最高峰と言われる「色鍋島」の伝統を守りながら、現代の色鍋島としての新たな作品を創作。
特に墨はじきやプラチナ彩を用いるのが特徴。
 ※墨はじき:白抜きにしたい模様を濃墨で描き、上に呉須を塗って素焼程度に焼くと、
       墨のついた部分が剥げて白くなる。染織のろうけつとよく似た技法。

陶磁器やガラス作品を見るたびに思うのは、最終的な作品ができるまでに何度もの試行錯誤や失敗があっての完成なのだろうな、ということ。
伝統工芸全般について言えることでしょうが、制作に費やされた時間と手間ひまを考えると、何十万、何百万円という値段が付いていたとしても不思議ではないのです。(買うかどうかは別として)


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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢 [映画]

香林坊シネモンドで映画「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」を観てきました。

     20200224 シュヴァルの理想宮.jpg

原題:L'Incroyable histoire du Facteur Cheval
2018年、フランス、フランス語、105分
監督:ニルス・タヴェルニエ
主演:ジャック・ガンブラン

<あらすじ(公式サイトより)>
日々、村から村へと手紙を配り歩く郵便配達員シュヴァルは、新しい配達先で未亡人フィロメーヌと運命の出会いを果たす。
結婚したふたりの間には娘が誕生したが、寡黙で人付き合いの苦手な彼は、その幼い生命とどう接したらいいのか戸惑っていた。
ある日、配達の途中で石につまずいた彼は、その石の奇妙な形に心奪われ、石を積み上げて壮大な宮殿を作り上げるという奇想天外な挑戦を思いつく。
それは同時に、不器用な彼なりの、娘アリスへの愛情表現でもあった。
村人たちに変人扱いを受けながらも、作りかけの宮殿を遊び場に育っていくアリスとともに、シュヴァルの幸せな生活は続いて行くかに見えた。
しかし、過酷な運命が容赦なく彼に襲い掛かるのであった…。

シュヴァルの理想宮。
ジョゼフ=フェルディナン・シュヴァル(1836-1924)が、たった一人で石を拾い集め、すべて手作業で築き上げたフランス南東部ドローム県のオートリ―ヴ村(リヨンの南)に現存する理想宮。1879~1912の33年間(着工が43歳、完成時は76歳)、9万3000時間を費やし完成。
スケールは東西26m 、北 14m、南 12m 、高さ8~10m。
古今東西の様々な建築様式やモチーフが混在し、空想と独学により築いた。
シュヴァルの死後、シュルレアリスムの旗手アンドレ・ブルトンを筆頭に、“素朴派唯一の建築物”と高い評価を受け、画家のピカソやニキ・ド・サンファルも絶賛。
1969年、当時の文化相アンドレ・マルローの尽力により仏政府の重要建造物に指定。


アントニオ・ガウディのサグラダファミリアやアンコールワットにも似た巨大な宮殿を実際に観てみたい気がする。


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