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人混みに緊張する [日記]

今日も雨と雪が降ったり止んだりの金沢。
(やはり天気予報で「北陸」と言ってるのは山間部を指すか、もしくは新潟県のことに違いない)

お正月恒例の加賀万歳を見に行ったら、コロナのせいで中止。
時間ができたので21世紀美術館で企画展を見てきました。

  20210102 金沢21世紀美術館.jpg

以前のようなごった返しの混雑状態ではありませんでしたが、鑑賞者に外国人グループを含む観光客もいたりして少々ハラハラ。
あの外国人たちはどこから来た人たちだろ。日本在住者?

さて、普段はあまりドラマを見ないけど、先日は「私の家政婦 ナギサさん」の総集編を一気見、そして今日は「逃げるは恥だが役に立つ」を1話から最終話までまとめ見。
今夜は「逃げ恥」の新春スペシャルがあったから復習でした。

それにしてもスペシャル版では選択制夫婦別姓、ワーク・ライフ・マネジメント、男性育休、在宅勤務、働き方改革、LGBT、新型コロナ感染予防対策など社会問題、時事問題が盛りだくさん。
思えばこの二つのドラマ、性別役割分担(中年男性が家政婦として若い女性をサポート)や結婚制度(契約にもとづく事実婚)をとりあげ、既成概念を揺さぶるテーマ設定。
単なる男女の恋愛ものではなく、そこらへんが面白いと思った要因かも。


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ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース ダブル・サイレンス [アート&デザイン]

金沢21世紀美術館で「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」を観てきました。

  20210102 Double Silence1.jpg
  左下:マーク・マンダース「Dry Figure on Chair」2011-2015
  右上:ミヒャエル・ボレマンス「Automat (Ⅰ)」2008

ミヒャエル・ボレマンス(Michaël Borremans)
ゲラールスベルゲン(ベルギー)生まれ、ゲント(ベルギー)在住。
日常に潜む不穏さや危うさを絵画や映像により独特の雰囲気で表現。

マーク・マンダース(Mark Manders)
フォルケル(オランダ)生まれ、ロンセ(ベルギー)在住。
断片的なの人間の身体(顔)に木材がくい込み、挟まれたインスタレーションからは凍結された時間が感じられる。

共通するのは作品から漂う静寂感、無言の痛み、違和感。

コロナ禍で移動自粛、マスク着用での静かな会話が日常となった今にふさわしい二人展かもしれません。

     20210102 Double Silence2.jpg
     マーク・マンダース「Two Immovable Heads」

【同時開催】
長期インスタレーションルームで開催中(2020年12月19日〜2021年5月9日)の「アペルト13 高橋治希 園林」を観ました。

  20210102 高橋治希 園林1.jpg

この作品の雰囲気、どこかで見たことがある!と思ったら、「瀬戸内国際芸術祭2010」を観るため男木島を訪れた際、彼の作品に出会っていました。なんと10年前!
その時は詳しく調べていませんでしたが、アーティストの高橋治希さんは金沢に生まれ育ち、東京藝術大学で油絵を学び、2002年に故郷に戻ってきたのをきっかけに、九谷焼を用いたインスタレーションを開始したそうです。

  20210102 高橋治希 園林2.jpg

金沢在住ということで、今後も身近に作品を見る機会があることを期待。


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加賀藩士と能 ー享受の諸相ー [アート&デザイン]

前田土佐守家資料館で「加賀藩士と能 ー享受の諸相ー」を観てきました。

     20210102 加賀藩士と能.jpg

江戸時代、17世紀半ばを過ぎ、幕府や諸藩の制度が整い社会が安定するにつれて、諸大名をはじめとする上級武士同士の交流の和が広がり、知識や教養が欠かせないものとして、学問・武芸のほか、能、詩歌、茶の湯などの諸芸が武士のたしなみとして修得されたそうです。
前田土佐守家でも歴代当主が励んだ諸芸の修得のなかに能も含まれていた。

江戸時代、能・狂言は「武家の式楽」といわれ、年頭御礼や藩主の入国などの武家の行事には欠かせない催しであり、加賀藩では能に傾倒した藩主も多く、その影響は年寄衆・人持といった上級武士クラスの藩士をはじめ、小禄の藩士、さらには町人や職人など庶民たちへも広がっていった。

前田藩初代藩主・利家は秀吉の影響で金春流に傾倒していましたが、五代藩主綱紀が五代将軍綱吉の命により江戸城で演能したことが始まりで宝生流に転向。
御細工所の職人たちに、能楽の一部(謡や囃子)を兼芸させ、教養を高めさせると同時に能の人材育成・確保を行った。

能を舞うのは藩主、上級武士クラスは主に謡、下級武士クラスは囃子というように、誰もが能を舞えたわけではなかったようです。


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