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鮎を食べに砺波に行ってきました [遠出 富山県]

遊び仲間でもある後輩が、東京から実家の砺波に帰省していたので、金沢の友人の運転で会いに行ってきました。

  石川県と富山県の境の峠にある「とのさま街道 直売所」に立ち寄り。キアゲハ発見!
  20200921 蝶@とのさま街道直売所.jpg

集合場所は庄川沿いにある鮎や
  20200921 鮎や1.jpg

久しぶりのの「チームB」(血液型B型の三人)集結に乾杯!(ノンアルコールビール)
  20200921 鮎や2.jpg

四連休ともあって広い店内は予約のお客さん以外にも待ち客でいっぱい。
私たちはあらかじめ席と料理を注文しておいたので助かりました。
電話した時には「開店11時と同時だとかろうじて席を確保できます」と言われましたのです。

  5品(お造り、うるか=鮎の塩辛、唐揚げ、茶碗蒸し、塩焼き)で2800円
  20200921 鮎や3.jpg
  
これだけでは物足りないので、塩焼きを追加。追加分は大きめサイズ。
  20200921 鮎や4.jpg
  
  今の時期は子持ち鮎。藻類を食べているので緑色~
  20200921 鮎や5.jpg

締めのご飯は鮎めし、味噌汁にも鮎の身が入っています。鮎味噌も添えられて。
  20200921 鮎や6.jpg

うーん、満足。おいしかった~
(これだけ食べて、ノンアルコールビール中瓶1本飲んで、三人で約16000円)

  お店の入口には生け簀があり、鮎がひしめき合って泳いでいました。
  20200921 鮎や8.jpg

  こんなふうに焼かれることも知らず、、
  20200921 鮎や7.jpg

お店のすぐそばが庄川。
  20200921 鮎や9.jpg

川で鮎を釣っている人の姿も見られました。
お店の外にはエサ用の種鮎も売られています。

  20200921 鮎や10.jpg

食事のあとは、天気もいいし夢の平スキー場そばを通って展望広場へ向かいました。

     20200921 夢の平.jpg
     スキー場がコスモス畑になっているのですが、今年はまだ花はまばらでした

砺波と言えば、社会の教科書にも出てきた砺波平野の「散居村」が有名です。
  
  20200921 砺波平野散居村.jpg
  広々とした平野(田んぼ)にカイニョ(屋敷林)で囲まれた民家が点在

眺望を楽しんだあと、町ナカの砺波市美術館でアート鑑賞し、向かいのチューリップ四季彩館のカフェでおしゃべりタイムです。

  20200921 アイスコーヒー・チューリップソフトクリームのせ.jpg

砺波と言えば、チューリップが特産。
アイスコーヒーに浮かんでいるのはピンク色のチューリップソフトクリームです。(味は普通)

ほぼ毎年、夏休みに三人で海外旅行をしていましたが、今年はコロナ禍で計画すらできない状況。
三人での旅行は一月中旬の長島温泉以来。あの時は、その後こんなに長い移動自粛の生活が続くとは想像すらしていなかった、、
来年は心おきなく旅行を楽しめますように!


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近現代日本絵画展 明治から令和に続く日本画・洋画の魅力をたどるー [アート&デザイン]

砺波市美術館で「近現代日本絵画展 明治から令和に続く日本画・洋画の魅力をたどるー」を観てきました。

       20200921 近現代日本絵画展.jpg

日本画では、竹内栖鳳、横山大観、上村松園、東山魁夷ほか名だたる大家たちの作品から、現代の福井江太郎、神戸智行、岩田壮平にいたるまで、見ごたえのある作品が目白押し。

洋画も負けていません。
黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治、岸田劉生から写実絵画の森本草介・諏訪敦、山本大貴など。

いち地方都市の美術館で開催の展覧会にしては充実した内容でした。


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タグ:日本絵画
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緩む [日記]

シルバーウィークが始まりました。

東京との往来が解禁になったこともあり、一気に人の移動が加速しました。
金沢にも観光客がドッと押し寄せています。
バス停へのショートカットに近江町市場を通り抜けようとしたのが判断ミスでした。
近道どころか人混みを縫って、かき分けて歩くのがやっと。ふー。
お寿司屋さんにコロナ前のような長い列ができていました。
ずっと押し殺していた"羽を伸ばしたい心"が緩んだのでしょうね。

私は最近、"財布のひも"が緩んでいます。

人が集まるイベント制限により開催がなくなっていたデパートでの恒例の催事が続いています。

先週末は香林坊大和で開催された「全国うまいもの大会」で散財。

 20200912 うまいもの大会.jpg
 20200913 うまいもの大会.jpg

デニッシュ食パン(京都市 ANDE)、とろけるチーズスイーツとカタラーナ(神戸 Amaria)、和栗モンブランとカヌレ(代官山 シェ・リュイ)、宇都宮餃子(栄久食品)、マンゴーとパイナップル&ココナッツの焼きタルト(大阪 JOUIR)、クリームサンド(大阪 だんぢり屋)

当然すべてを食べきれず、冷凍庫はギッシリですが、めいてつ・エムザで16日からは「北海道大物産展」が始まりました。

 20200921 北海道大物産展1.jpg

スイーツ編。
北海道のお土産コーナーから、ぽてコタン(カルビー)、焼きホタテ、さとうきびチョコ(ホリ)、札幌カタラーナ バナナとバスクチーズケーキ(みれい菓)、カフェオレとリンゴ&紅茶のスフレフロマージュ(函館志濃里)

 20200921 北海道大物産展2.jpg

食事編。
北海道産牛一頭食いステーキ弁当(札幌市 金獅子のヤキニク)、9種類の海の幸弁当(旭川駅立売商会)、ホルモン焼き(旭川市 炭や)、「かみこみ豚」の肩ロースを使ったチャップ弁当は「うに混ぜご飯」付き(旭川市 旭人)、ちくわ・ツナ・チーズのボリューム満点のコッペパンサンド(札幌市 でぶぱん)、とろけるチーズと道産キノコのクリームコロッケと肉じゃがコロッケ(札幌市 じゃがいもHOUSE)、若鶏半身揚げとザンギ(小樽市 なると屋)

以上が連日通っている成果報告です(笑)

ここ何年も、デパートで行くフロアは、最上階の催事場か地下の食品売り場。(洋服などはほとんど買うことはありません)
特にデパ地下は私の生活に欠かせません。

  黄金桃まるごとタルト「モモちゃん」(エムザ地下 ふらんどーる)
  20200916 黄金桃タルト.jpg
  種をくり抜いた内側にカスタードクリームが入っていておいしい!

「北海道大物産展」は第二弾もあるので、まだまだ通いま~す。

【追記】
第二弾も買っちゃいました。

  20200925 牛豚食べ比べ弁当.jpg

十勝和牛ステーキとどろぶた豚丼の食べ比べ弁当(帯広市 ランチョ・エルパソ)、ふらのメロン(富良野市 中山農園)
他にも、おたる拓洋(小樽市)の変わり練り物揚げ、布目(函館市)のタコわさび。
買いたいお菓子があったけど、夕方に売り場に行くとすでに売り切れ。残念。

北海道はやはり食の宝庫ですね~


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はりぼて [映画]

香林坊シネモンドで映画「はりぼて」を観てきました。

     20200920 はりぼて.jpg

2020年、日本、100分
監督:五百旗頭幸男(いおきべゆきお)、砂沢智史(すなざわさとし)
語り:山根基世

<あらすじ>
2016年、富山県の小さなローカル局、チューリップテレビがスクープした富山市議の政務活動費不正問題。
富山市議会のドンと言われた自民党議員の重鎮の辞職を皮切りに次々と不正が発覚、半年間で14人がドミノ辞職した。
若いローカル局が"自民党王国"富山の地方政治の不正に挑み、2016年12月に放映され大反響を呼んだドキュメンタリー「はりぼて〜腐敗議会と記者たちの攻防〜」からさらに4年間の取材をもとに、人間の狡猾さと滑稽さを浮き彫りにする様子を描いたドキュメンタリー映画。

「はりぼて」
見かけは立派だが、実質の伴わないことやもの。

この映画で暴かれた政治家の非常識な姿や滑稽さは、なにも富山市でのみ見られる特殊なものではなく、おそらく全国各地で見て見ぬふりされているであろう事実ではないでしょうか。

五百旗頭監督は言う。
地道に根気よく取材を続けること、冷めた目で実態はどうなのかをチェックするのがメディアの役割。
メディアや市民の無関心が腐敗を招くことに気づいてほしい。

監督の二人は取材当時はそれぞれ、チューリップテレビの報道キャスター(その後、退職)と報道記者。
開局してまだ若い地方局でも(だからこそ?)、こんな硬派なドキュメンタリーが制作できるんですね。


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今週の花 [日記]

今週末から「敬老の日」「秋分の日」と続く四連休。

これまでの私だったら、連休となれば「旅!」「お出かけ!」とワクワクして計画を立てるのですが、今年はそんな発想も湧かず。
金沢ステイです。日常の延長です。

ということで、毎週末のルーティン、近江町市場のなじみの花屋さんで「今週の花」をお買い物。

     20200919 今週の花.jpg

珍しくグラジオラスを中心に選んでみました。
オレンジ色の提灯のような花が可愛いサンダーソニア
ブルーシルバーのトゲトゲした花のエリンジウム(和名マツカサアザミ)
赤いアスターと白いスプレーマムを空間に配して、足元に緑色のテマリソウで押さえました。

花屋さんの中には珍しく菊の花がいっぱい。
「お葬式でも?」と質問した私に、「お彼岸ですから」と店員さん。
あーそうでしたね。今日から彼岸の入りです。

面会禁止の母に、せめて花でも届けようかとも思いましたが、たぶん連休はスタッフの方たちも交代で休みを取られるだろうし、人手が少ないのに手を煩わせるのは申し訳ないので自粛。
少し落ち着いてからにしましょ。


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金沢学 2020年9月19日講座「オリンピックと平和をめざした情熱 ~郷土の偉人・大島鎌吉~」 [学ぶ・読む]

金沢大学と北國新聞社の共同事業、市民公開講座「金沢学」の9月19日講座。(予定では5月実施予定だった講座)

今回のテーマは「オリンピックと平和をめざした情熱 ~郷土の偉人・大島鎌吉~
講師は野村泰裕氏(大島鎌吉スポーツ文化金沢研究会代表)

以下、受講メモ。

そもそも大島鎌吉って誰?
●明治41年(1908)に金沢市で生まれた
●1932年開催ロサンゼルス・オリンピックの三段跳びで銅メダルを獲得
●1964年東京オリピックの日本選手団団長を務めた
●戦後、五輪を通じた平和運動、青少年育成運動に取り組み、東京オリンピックの誘致運動にも尽力

●(旧制中等学校)金沢商業高校時代(当時、校舎は彦三にあった)
 陸上競技部に所属
 当時、三段跳びは「ホップ・ステップ・ヂヤンプ」と呼ばれた
 大島は2年生の時に、棄権した上級生の代役として出場し、いきなり優勝
 5年生の時、初の国際大会・極東選手権大会(上海)に出場、14m39の記録で銀メダル
 その4か月前、「彦三の大火」(1927年4月)が起こり、燃えさかる校舎の校門に掲げられている「県立金沢商業学校」の門標を外して救った。大島の「母校愛」がうかがえるエピソード

●関西大学時代
 1928年(昭和3)、早稲田大学などからの勧誘があったにもかかわらず、関西大学に入学
 「関東ばかりが強くてはダメだ。東西の学校が競い合ってこそ競技力が高まる」という「反骨精神」によるもの
 3年生で主将になり、理論的な練習を取り入れた

●オリンピック ロサンゼルス大会
 大学1年の時のアムステルダム大会は国内予選会で敗退、惜しくも出場できず
 三段跳びの本番4日前、選手村宿舎のガス風呂が爆発し、大火傷を負い、ぶっつけ本番で決勝に臨み、15m12で見事銅メダルを獲得
 帰国後の報告文の中で、「オリンピックにおいて、重要なことは勝つことではなく、参加することです」というクーベルタン男爵の言葉(オリンピックのモットー)を英文で紹介した
 大島にとってはメダル獲得よりもオリンピックの理想の姿を学んだことのほうが大きかった

●オリンピック ベルリン大会
 ロサンゼルス大会の2年後、大島は毎日新聞社に入社、運動部の記者として所属しながら競技生活を継続(15m82の世界記録を樹立)
 1936年のベルリン大会では日本選手団主将兼旗手として三段跳びに出場
 開会式の入場での出来事。身長順で行進する際、(日本統治時代だった)朝鮮人選手の後ろを歩くことになった陸軍出身の選手が不満を漏らしたことに大島は一喝。「日本人も朝鮮人も同じ人間。オリンピックは平和の祭典だ。嫌なら立ち去れ!」
 大島が当時、「跳ぶ哲学者」と呼ばれ、誰もが一目を置く存在だったことがわかるエピソード

●科学的トレーニングの導入
 ベルリン大会の事務局長であったカール・ディームと面会した大島は、「インターバルトレーニング」などの科学的トレーニングについて聞き出し、また、人工土「アンツーカー」も譲り受けた

●従軍記者として
 1939年~1945年8月1日までの6年近く、一度も帰国することなくドイツで従軍記者として取材
 アドルフ・ヒトラーと会見し、ドイツの青少年活動やレクリエーション運動について聞き出した

●金沢市での国民体育大会
 戦後、毎日新聞東京本社勤務となり、政治部を経て運動部に配属
 国民体育大会の開催を模索
 1947年、第二回国民体育大会が金沢市を中心に行われた
 同時に、大島の提唱により第一回全国レクリエーション大会も開催された
 (メイン会場は、日本で初めてのアンツーカーの競技場)
 「スポーツは大衆に基盤を持って育成せよ」「余暇を善用して楽しむスポーツでなくてはならない」と、国民はスポーツをレクリエーションとして楽しむ必要があるという「大島アピール」を発表

●スポーツ少年団の創設
 敗戦後、日本は国際オリンピック委員会や国際競技連盟から除名処分を受ける
 しかし、大島の外交術により学生スポーツの復帰の承認を得、日本ユニバーシアード委員会の設立に携わった
 青少年の育成のための環境を整えたり、指導者を育成していくスポーツ施策を行うことが急務であると考え、1962年、日本スポーツ少年団を結成

●東京オリンピック招致と選手強化
 オリンピック招致運動が窮地に陥る寸前のところ、大島は過去のメダリストに連絡し「オリンピック・メダリスト・クラブ」を結成し、世界中のスポーツ関係者に挨拶状を送り招致を促した
 東京大会開催の決定後、選手強化対策副本部長となり、「選手強化五か年計画」を策定
 それまでの日本スポーツの欠陥を分析し、スポーツに「科学」を導入したトレーニングを推進
 選手の発掘と育成、専任のコーチ制度、各競技の世界の著名なコーチや学者を招聘し、選手強化

●平和の祭典オリンピック
 「東京オリンピックの聖火リレーランナーは、高校生たちの若者を中心にする」と提唱
 東京オリンピックの閉会式では、各国選手が入り混じって入場。大島は「世界平和のためにオリンピックが必要だというのは、ああいうことなんだよ」と語ったそうです

●「みんなのスポーツ」運動
 東京オリンピック開催を日本の「スポーツ元年」と位置づけ、二つの大仕事に取り組んだ
 ①1965年、「体力つくり国民会議」を発足、「みんなのスポーツ」をさらに推進した
 ②欧米で発展した「レクリエーション運動」、ドイツ由来の青少年野外活動「ワンダーフォーゲル運動」、生涯スポーツを推奨するノルウェー発祥の「トリム運動」(心身のバランスを保つためにスポーツは大切だという考え)などを次々と日本に紹介した
 生活の中にスポーツを取り入れていこうとするスポーツ団体や組織の活動の種を撒いた一人

●オリンピック平和賞受賞
 1980年、ソ連のアフガニスタン侵攻に対し、モスクワオリンピックのボイコット運動に関し、大島は「政治がオリンピックに介入すべきではない」と権力に立ち向かった(日本は不参加を決定)
 「モスクワオリンピックで平和の芽が残るのか、ぜひとも見たい」と大島はソ連大使館に掛け合ってVIP扱いでソ連に入国した
 前記の「大島アピール」に対し、1982年、アジア人として初めて「オリンピック平和賞」を受賞
 授賞式では「アフリカでオリエンテーションを開催しようじゃないか」とスピーチした

●金沢市小立野に眠る
 1985年、大島鎌吉は77歳で永眠(お墓は小立野の経王寺)


ここまで大島鎌吉のエピソードを聞いて、彼の特徴を表すキーワードを最後にまとめると、「公正」「正義」「理論的」「先進的」「科学的」「挑戦者・開拓者」「平和希求」「情熱」「謙虚」といったところでしょうか。


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出動 [日記]

今日は昼前から兄と実家へ。

明日からは秋の彼岸の入りなので、まずは墓参り。

 20200918 墓参り.jpg
 奥から本家(先月伯母さんが亡くなった)、分家(父)、本家の養子となった伯父さんの墓

朝から(前夜から)ずっと雨降り。実家に着く頃には止んでほしいと願いましたが、ダメでした。
一週間前に兄から出動予約(笑)が入り、平日に私が休める日に合わせての帰省だったので、雨の中でしたが外作業をしました。

今回は雨どいや排水溝に溜まった葉・草や泥の除去がメイン。
脚立に昇るのは私(高い所が怖くないので)、兄はその脚立を支えます。
刈っても除草剤を撒いても力強く成長する雑草がまたしてもはびこっていたけど、全部を刈る余力なし。
その代わり、今後のために草刈り機をJAの農機センターというところに下見に行ってきました。
(自分がまさか草刈り機のカタログを研究するような日が来るとは、、)

雨で濡れた体を冷やして風邪をひかないように、着替えて帰宅。

今日の労働のご褒美は隣町(宝達志水町)の特産、イチジクです。

  20200918 宝達志水町イチジク1.jpg
  白と普通の赤。黒はもう少し後(9月終わりごろ)に収穫だそうです

  やはり採れたては美味しいわ♪
  20200918 宝達志水町イチジク2.jpg


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名画は語る [学ぶ・読む]

私が好きな画家のひとりでもある日本画家・千住博さんの著『名画は語る』を読みました。
    
   20200906 名画は語る.jpg シンプルな装幀

<目次>
●私たちはなぜ「この絵」に魅了されるのか?
●絵の真実を読み解く
●時代を表現した天才たち
●画家が描きたくなる「もの」
●「生きる」意味を問い続けた画家
●「絵」について考えていること

デューラーの「アダムとエヴァ」に始まり、千住さん自身が選んだ"名画"1点1点について、ある時はエッセイ風に、ある時は物語風に、名画や画家にまつわる興味深い話や制作の意図・裏話、その絵の解釈などがわかりやすく書かれています。
そうか、そんな見方ができるのか~等、絵画鑑賞に新しい視点を加えてもらいました。


もう一冊、美術関連で読んだ本は、『美術展の不都合な真実

  20200920 美術展の不都合な真実.jpg

著者の古賀太さんの専門は映画史、映像/アート・ビジネスですが、かつて朝日新聞社で美術展の企画に携わった経験から依頼されて執筆したそうです。

<目次>
●はじめに―異例ずくめの「フェルメール展」
第1章 混雑ぶりは「世界レベル」の日本式展覧会
第2章 なぜ「○○美術館展」が多いのか
第3章 入場料1700円の予算構造
第4章 明治以降の展覧会と平成型展覧会
第5章 ミュージアムとは何か
第6章 学芸員の仕事と「画壇」の存在
第7章 本当に足を運ぶべき美術館はどこか
第8章 スペクタクル化する展覧会

美術展の企画から出品作品の調達・開催にいたる流れ、主催・後援・協賛などの違い、海外のミュージアムと日本の美術館の違い、入場料の利益構造、新聞社・テレビ局と会場となる美術館・百貨店などの関わり、学芸員の仕事と画壇の存在などを紹介。
美術展関係者にとっては"不都合な真実"(知られたくないワケ)が暴露されていて(すべてではないでしょうが)、この本からは美術展自体の開催の在り方を考えさせられました。


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タグ:評論 美術
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祈り [日記]

今年は花火大会を含め各地のイベントがほぼ中止。味気ないかぎりです。

花火はもともと、慰霊や疫病退散が目的の行事だったとされています。
だからこそ、今年のような新型コロナウィルスが世界中で感染している時に願いを込めて打ち上げられる花火を見たかった。

そんな思いを持っている人が多いのでしょう。
テレビで全国的に有名な花火大会の過去のダイジェスト版が放送されていました。

 新潟県長岡
 20200913 ニッポンの夏・長岡の大花火.jpg

 秋田県大曲
 20200917 秋田大曲の花火.jpg

他にも、新潟県の柏崎と片貝、長崎県のハウステンボスの花火を見せてくれた番組もありました。
最近は色も形も多種多様、時差式発火でグラデーションになったり、音楽に合わせた演出があったり、コンピュータ制御で多彩な見せ方が可能になりました。
2007年9月にはイギリスのBlackpoolで開催された「Blackpool International Firework Championships」を見に行ったことがありますが、日本の花火は情緒があって好きです。

花火は暗い夜空に明るい光とともに上がり、大輪の花を咲かせます。
当然、空のほうを顔を上げて見ます。
見ているうちに自然に笑みがこぼれ、美しさに感動し、元気を与えてくれます。

来年の夏はまた、各地で花火大会が開催されるような"当たり前の日常"が戻ることを祈ります。


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タグ:花火大会
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今週の花 [日記]

今週は急に朝夕が涼しくなりました。

これまでずっと半袖もしくはノースリーブで過ごしていましたが、上着(いつものようにPleats Pleaseの五分袖)を羽織るようになりました。
寝るときも寝ゴザを敷いて、タオルケットでしたが、朝気づくと包まっているので体が自然と暖を求めていると感じたので布団に切り替えました。

さて、そんな初秋に選んだ「今週の花」はこちら。

    20200912 今週の花.JPG 

真ん中のピンク色はクルクマ
 見た目で生姜の仲間だと思ったのですが、ショウガ科ウコン属。生姜とウコンは同類なのね。
ニュアンスカラーのピンク系で添えたのは、ケイトウトルコ桔梗
緑のトゲがいっぱいに見えるのはキク科のオヤマボクチ
 アザミの仲間。根をヤマゴボウとして漬物にするそうです。


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